特定の修正が関連している Notes.ini

2009年02月09日 00:10

 Notesを触ったことが無い人に、なぜNotes/DominoはNotes.ini を使用した設定があるのかを説明するのは非常に難しいな、と思います。
 Debug用の設定であることもあれば、Notes.ini設定として実装することによって既存のGUIに変更を与えずに新しい設定を加えることも出来るし、ある程度以上のパワーユーザーが理解したうえで設定してほしいものであったり、色々なケースがあるので一言で説明しがたいですよね。 僕は「Windowsで言うと、boot.ini でしか出来ないような設定がNotesにはたくさんあってそのような目的のためにあるもの」と説明したこともありました。これでもNotes.ini について一部しか説明していないと思います。

さて、特定のMRでの動作変更を小さくしたり、選択的に修正を導入するようにしたいとき(その修正を望む人と望まない人がいることが十分に想定される場合)特定の修正はnotes.iniで導入されることがあります。

サポートからすると、あんまりよろしくない動きだったらデフォルトで入れてほしい、と思うことも多いのですが、チューニングやTipsの類では無いのですが、言われないとあることが知らないかもしれない、Notes.ini パラメータ達を紹介したいと思います。

始めは、@Trim の問題です。特定の条件で文字間にある全角スペースを半角スペースに変えてくれない、と言う問題なのですが、これはNotes.ini で修正が有効になるようになっています。
クライアントとサーバーに入れないといけないので少し面倒くさいかもしれません

@Trim が文字間にある全角スペースを半角スペースに置換されない (文書番号 731295)

  AT_TRIM_CONVERT_SPACE=1
  (7.0.4/8.0.1 以降)

次はスタンダードクライアントでクイック検索中にIMEが全角に変わってしまう問題なのですが、これもダイアログの変更を伴うためFP1ではNotes.ini で有効にするような形式になりました。

クイック検索を行うと 2 文字目から IME が半角英数からひらがなに戻ってしまう(文書番号 #732203)

   UseJavaQuickFindDialog=1
   (8.0.2 FP1 Only。8.0.3やCCH3 では不要)


次は、CopyToDatabaseメソッドでコピーと削除を繰り返すような使用方法をしている場合、UNIDが使いまわされる可能性があるため、複製などが予期しない結果になることがある問題です。
 これも修正がNotes.ini で有効になるようになっています。アクションなどから実行される場合にはクライアントにも設定が必要です。

(参考)CopyToDatabase メソッドでコピーされた文書が元文書から UNID を再利用していることについて (文書番号 731844)

   CopyToDatabase_New_UNID=1
   (6.5.2/7.0 以降で利用可能)


今度の例は修正がSendメソッドの動作変更を伴うため、無効にするオプションが提供されたケースです。Sendメソッドで受信者が読者フィールドに入っていない場合だけ発生するので、意図的にこのようにするアプリケーションはあまり無いのではないかと思っているのですが。。

(参考)ルータータスクが自動的に文書の読者フィールドに受信者の名前を追加する (文書番号 #731887)

   RouterRecipientFixOff=1
   (7.0.3/8.0 以降)

次にダブルクリックによる添付ファイル起動が時間がかかる場合がある、と言う問題ですが、これもR6の頃のインフォボックス形式に戻す設定です。以下の技術文書に記載している問題にヒットしている場合、ダブルクリック後、10秒くらい何も応答が無いような状態になる事があるのですが、この設定をすると起動が早くなることがあります。インフォボックスにする分、ダイアログの説明文が少し短くなりますが、使える機能が減るわけではありません。
[添付ファイルを開く] ダイアログボックスから添付ファイルを開くと時間がかかる (文書番号 729462)

   UseR6AttachHandling=1
   (7.0.4/8.0.1 以降)

これと同様に、8.0.1 から「ダブルクリックしたらとりあえず添付ファイルを起動する」と言う動作にすることも出来ます。添付ファイルの編集や削除などの特殊操作は右クリックからやる、と言う考え方ですね。

Ability to double-click on attachments to open without the 'Open Attachment' dialog box displaying (文書番号 1292126)

   AttachmentActionDefault=1
   (8.0.1 以降)

どれも手当たり次第に設定するようなものではないですが、知っていたら設定したかった!と言う人もいるかもしれないので、ここでまとめて紹介させていただきました。

こういう話も技術文書や問い合わせの中で紹介する機会はなかなかないので、ブログのネタにいいかな、と思ったので。。。


コメント

  1. Re: 特定の修正が関連している Notes.ini

    これも小ワザネタに使わせてください。

  2. 長島 | URL | ynFikX5Q

    どうぞー

    AttachmentActionDefault=1 ですね。

    小ワザ集にもどうぞ使ってください。

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