8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!
もうすぐ8.5.1のリリースがアナウンスされましたが、8.5.1は新機能のほかにも大きなニュースがあります。
あれこれ言う前に Ed Brill のブログを引用しましょう。
Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 1: Free Domino Designer!
タイトルの通りですが、8.5.1からデザイナーが無料になります。具体的な方法やダウンロード先は追って発表されますが、デザイナーは無償でダウンロードすることが出来るようになります。
デザイナー無償化と言うと、日本だと丸山さんがやはり有名なのではないかと思うのですが、丸山さんに限らず、R4.xなどから使っていたNotesユーザーからするとデザイナーを分けたR5以降の体系の方が不自然で、Notesを活用するには全てのユーザーがデザイナーを使えるようにするのが望ましい、と思っていた方は多いのではないのでしょうか。
さて、サポートはどうなるのでしょうか?これに応じて8.5.1ではライセンス体系も二種類に簡略化されます。自分で説明するのは自信が無いので、やはり詳細はEd Brillの以下のブログエントリを参照してください。
Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 2: Changing the client access model for Domino
簡単に言うと、新しいライセンスでは、Enterprise CAL(Client Access License) と Messaging CALの二種類に大分されます。 Enterprise CAL はドミノデザイナーをサーバー上で利用するライセンスになります。つまりドミノサーバー上での開発が必要なお客様はEnterprise CAL が必要になります。
こんな感じです。(サーバーではなく、クライアントライセンスですので誤解のないようにしてください。。)
Messaging CAL: ドミノ上でメールとカレンダー機能のみを使用可能
Enterprise CAL: カスタムアプリケーションの作成や展開なども可能
追記: パスポートアドバンテージのサポートがデザイナーに対して必要な場合、ローカル/サーバーの区別無くEnterprise CALが必要になるそうです。
ライセンスガイドが以下に発行されているので詳細はそちらもご参照下さい。
Lotus Notes/Domino ライセンス・ガイド
Lotus Notes、iNotesのライセンス体系変更について
と言うわけで、「サポートはいらないけどデザイナーは使いたい」と言う人に大きなメッセージになるのではないかと思います。ブログではこういうユーザー向けがアプリケーションをテストできるような "Domino server in the cloud" も提供したい、と書かれています。と言うか私も欲しいです。。
どうせならここら辺の区別も無くして欲しい、と言う声もあるかもしれませんが、これでも家で開発をされる方や大学生など多くの裾野が広がったのではないかと思います。これをきっかけにデザイナーやNotesの開発者コミュニティももう少し活性化しないかなあ・・・・と願っているのですが。。
これらは、IdeaJam での強い声を受けて実現に至ったようですが、強い製品に対する要望がある方は是非遠慮せずに今後も IdeaJamのような機会には訴えてみて下さい。
みなさんはこのお話をどう思いますか?
あれこれ言う前に Ed Brill のブログを引用しましょう。
Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 1: Free Domino Designer!
タイトルの通りですが、8.5.1からデザイナーが無料になります。具体的な方法やダウンロード先は追って発表されますが、デザイナーは無償でダウンロードすることが出来るようになります。
デザイナー無償化と言うと、日本だと丸山さんがやはり有名なのではないかと思うのですが、丸山さんに限らず、R4.xなどから使っていたNotesユーザーからするとデザイナーを分けたR5以降の体系の方が不自然で、Notesを活用するには全てのユーザーがデザイナーを使えるようにするのが望ましい、と思っていた方は多いのではないのでしょうか。
さて、サポートはどうなるのでしょうか?これに応じて8.5.1ではライセンス体系も二種類に簡略化されます。自分で説明するのは自信が無いので、やはり詳細はEd Brillの以下のブログエントリを参照してください。
Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 2: Changing the client access model for Domino
簡単に言うと、新しいライセンスでは、Enterprise CAL(Client Access License) と Messaging CALの二種類に大分されます。 Enterprise CAL はドミノデザイナーをサーバー上で利用するライセンスになります。つまりドミノサーバー上での開発が必要なお客様はEnterprise CAL が必要になります。
こんな感じです。(サーバーではなく、クライアントライセンスですので誤解のないようにしてください。。)
Messaging CAL: ドミノ上でメールとカレンダー機能のみを使用可能
Enterprise CAL: カスタムアプリケーションの作成や展開なども可能
追記: パスポートアドバンテージのサポートがデザイナーに対して必要な場合、ローカル/サーバーの区別無くEnterprise CALが必要になるそうです。
ライセンスガイドが以下に発行されているので詳細はそちらもご参照下さい。
Lotus Notes/Domino ライセンス・ガイド
Lotus Notes、iNotesのライセンス体系変更について
と言うわけで、「サポートはいらないけどデザイナーは使いたい」と言う人に大きなメッセージになるのではないかと思います。ブログではこういうユーザー向けがアプリケーションをテストできるような "Domino server in the cloud" も提供したい、と書かれています。と言うか私も欲しいです。。
どうせならここら辺の区別も無くして欲しい、と言う声もあるかもしれませんが、これでも家で開発をされる方や大学生など多くの裾野が広がったのではないかと思います。これをきっかけにデザイナーやNotesの開発者コミュニティももう少し活性化しないかなあ・・・・と願っているのですが。。
これらは、IdeaJam での強い声を受けて実現に至ったようですが、強い製品に対する要望がある方は是非遠慮せずに今後も IdeaJamのような機会には訴えてみて下さい。
みなさんはこのお話をどう思いますか?
コメント
Re: 8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!
いっそ、Localに限定してクライアント自体も無償になるといいなと思ったりもするのですが(^^;
2009-10-07 07:05 NAT33 URL 編集
配布形態がまだはっきりしないので・・
本当にDesignerだけのインストールモジュール、て事は無いと思うのでサーバーを使用しない動作確認などの範囲でのクライアント利用は大丈夫なのではないかと思っているのですが、この辺は配布形態がどのようになるのかまだ分かっていないので難しいところです。
サポートの必要な方はとにかくEnterprise CAL を・・・と言う事になるので簡単なのですが、サポートが要らない方がどこまでライセンス無しで利用出来るかは公開時に明らかになるのではないかと思います。
2009-10-07 20:59 長島 広隆 URL 編集
Re: 8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!
Windows7の対応にしてもそうですが、7.0にあげたばかりで8.5のことは考えたくありません。(マイグレーションにあたっての負荷がかかりすぎます。)
2009-10-09 17:55 Pooh URL 編集
なるほど
8.5でもリリース済みのものに対して無償のものをダウンロードする、と言う話は聞いていないのでなかなか難しいのではないかと思いますが、もっと広い範囲で利用可能になるといいですね。。
2009-10-11 09:35 長島 広隆 URL 編集
Re: 8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!
2009-10-13 22:18 NAT33 URL 編集
入っていたのですね
管理クライアントが入っていないだけのようですね。
それでしたら、個人用途には十分ですね。
個人的には大学生に使ってもらいたいのですがやはりサーバー環境が無いと難しいですかね。。
2009-10-14 22:50 長島 広隆 URL 編集
Re: 8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!
もちろん、Localでも色々と使えるのがNotesですけど。
2009-10-15 10:45 NAT33 URL 編集