クライアントをサーバー上で動かしたい

2009年03月24日 00:07

特にR4.x からご利用のお客様では簡易なシステム管理作業は、サーバー上でクライアントを動かして、ローカルのアクセス権で処理してしまいたい、と思う方は多いのではないでしょうか。

これは非常に便利な方法だったと思うのですが、残念ながらこの方法は現在ではサポートされません。 特に6.x以降のDominoサーバーでは、nlnotes.exeを無理やり起動するだけでエラーメッセージが出るのが分かると思います。以下の文書にある通りです。

Running the Notes client on the same machine as a Domino server (#1094021)

しかし、この文書を読むと、「別のディレクトリにプログラムディレクトリとデータディレクトリを入れればサポートされる」と読めるのでこの点については違和感を感じてしまう方もいるかもしれません。
 これは、「Where it makes sense」と言うフレーズにも代表されるとおり、アーキテクチャ上の話について言及したもので、実際にはサーバーとクライアントが両方サポートしているOSはR6.x 以降は無いので、結局はサポートされません。 この文書が想定しているのはAPI プログラムをスタンドアロンプログラムとして動かす場合には、このようにクライアントをサーバー筐体にインストールして利用する事も考えられるからです。APIが主に使うnnotes.dll はサーバー・クライアント共に同じものなのでディレクトリさえ分けてもらえれば、あまり影響が無いためです。

なので、サポート的にはこのようなアクセス方法の代替機能として、フルアクセスアドミニストレータを利用する必要があるわけですが、やはり何でもかんでもフルアクセスアドミニストレータで作業するわけにも行かないので、運用上厳密にどのような場合に使うのか、と言うのは規定しておいたほうがよいのではないかと思います。

同じディレクトリからサーバーとクライアントを起動すると何が問題なのでしょうか?
このような実行方法を示すのに分かりやすい例として、サーバーコンソールから「load nlnotes」を実行して動作を見てみてください。
 このとき、ノーツを終了するとサーバーのシャットダウン処理がスタートします。
これは、ノーツ内で終了処理が入ると、メモリを共有しているサーバーもシャットダウン状態に入ってしまうためなのですが、このようにクライアントとサーバーで考え方の違うメモリ管理をしているために正しく処理されない場合が発生するからです。

とは言え、簡易にサーバー上でクライアントを使えたら便利だなあ・・・・と思うときは確かにあるのですが・・・・


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://hnagasim.blog8.fc2.com/tb.php/113-c671c929
    この記事へのトラックバック


    最新記事