IBM Notes Standard 版クライアントが起動しない場合

2014年10月18日 10:57

昨日まで普通に使えていたのに、突然 IBM Notes クライアント Standard 版が起動しなくなった場合にどう対応すべきでしょうか。

1. Basic 版で起動してみる
まず、Notes クライアントの問題なのか、それとも Standard 版固有の問題なのかを確認するため、Basic 版として起動させてみてください。

Standard 版をインストールした Notes クライアントを Basic 版として起動させるのには、notes.exe のショートカットを作成し、コマンドラインに -sa もしくは -basic スイッチを追加します。

C:\IBM\Notes\notes.exe -sa
C:\IBM\Notes\notes.exe -basic

どちらのショートカットからでも Basic 版で起動します。もしくは、nlnotes.exe を直接起動させるかたちでも Basic 版で起動します。

Basic 版でも起動しない場合は、Notes クライアントの問題です。Cache.NDK、bookmark.nsf のキャッシュを一旦別の場所に退避させて起動を確認してください。或いは、notes.ini に何か設定を追加していないか等を確認してください。

Basic 版では起動した場合は、Standard 版固有の問題です。

2. Standard 版の設定やキャッシュやクリアする
Standard 版の設定やキャッシュは、data ディレクトリの下にある workspace ディレクトリ内に保存されています。
突然起動しなくなった場合は、前回の終了時に正しく書き込まれていなかった等のキャッシュの問題であることがほとんどであり、再作成することで解消します。

workspace ディレクトリのバックアップを別の場所に取得した上で下記を実行してください。

コマンドプロンプトから Notes のプログラムディレクトリへ移動し、以下のコマンドを実行すると設定だけをリセットした上で起動することができます。

notes -RPARAMS -resetconfig

以下のコマンドでは、キャッシュをリセットした上で起動することができます。

notes -RPARAMS -clean

それでも起動しない場合は、workspace ディレクトリをディレクトリごと削除した上で起動してください。


※サポートへお問い合わせいただく際のログ収集
Standard 版の問題でサポートへお問い合わせいただく際は、workspace\logs ディレクトリ内のログファイルの取得を依頼させていただくので、お問い合わせ前に予め取得しておいてください。

Standard 版には、データ収集ツールも同梱しており、これを実行するだけでログファイルをまとめて zip ファイル化することもできます。

<データ収集方法>
1. コマンドプロンプトを起動する
2. Notes クライアントのプログラムディレクトリの下にある「framework\rcp」ディレクトリに移動する
コマンド例
>cd C:\IBM\Notes\framework\rcp

3. "startcollector" を実行する
コマンド
startcollector

4. Notes\Data\workspace\autopd ディレクトリに作成された zip ファイルを取得する

iOS 8 対応の IBM Sametime モバイルアプリがリリースされています

2014年10月16日 22:17

10/3 の記事で Traveler の iOS 8 サポートに関する投稿がありましたので、今回は Sametime の iOS 8 サポートについてのトピックです。

9/17 の iOS 8 のリリース直後は Sametime のチャットアプリ/ミーティングアプリは iOS 8 に対応していないという位置づけでしたが、9/18 に iOS 8 対応の IBM Sametime のモバイルアプリ 9.2.0 がリリースされました。
iOS 8 対応以外の大きな変更点としては、Sametime 9.2.0 をご利用いただくには、モバイルアプリ/ミーティングアプリ供に iOS 7.1 以降がインストールされたデバイスが必要であることです。

10/16 現在、IBM Sametime アプリは 9.0.2 が最新、IBM Sametime Meeting アプリは 9.2.1 が最新です。
iOS デバイスを 8.0.x にアップデートされた方はぜひご利用下さい。

UPDATE: The current App Store versions of IBM Sametime and IBM Sametime Meetings for iOS ARE compatible with iOS 8
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21684292

IBM Sametime
https://itunes.apple.com/us/app/ibm-sametime/id472303810?mt=8

IBM Sametime Meetings for iOS
https://itunes.apple.com/us/app/ibm-sametime-meetings-for-ios/id516570259?mt=8

アプリケーションごとに、文書はひとつのタブにまとめる

2014年10月16日 22:13

IBM Notes スタンダード版(以下 Notes と記載)を使用すると開いている Notes アプリケーションや文書がどんどん多くなりタブは右側にすぐにあふれてしまいます。これでは容易に切り替えられるタブの個数は非常に少なくなってしまい、生産性があまり上がりません。

しかし、設定によってタブを Notes アプリケーションごとにまとめることができます。この状態ですとタブの状態から切り替えられる Notes アプリケーションや文書の数が数倍に増えます。また例えば、メール作成時に他のメールを参照するために文書を切り替えるようなことが容易にできるようになり、生産性が非常に上がります。
tab.jpg

このような状態にするには Notes より [ファイル] - [設定] メニューの [ウィンドウとテーマ] - [ウィンドウの管理] より、「アプリケーションごとに、文書はひとつのタブにまとめる」を選択するとタブの動作が変わるようになります。
tab2.jpg

この機能は Notes の以前のバージョンからあるので下記 URL にも Notes 8 での動作で記載されています。

Lotus 小ワザ集: 第90回 開いた文書の表示を関連するタブにまとめる
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tips/nd8_10.html


IBM Notes Traveler の iOS 8 のサポートにつて

2014年10月03日 22:44

iPhone 6/iPhone 6 Plus が発売されました。それに伴い iOS 8 も公開されました。
新しいデバイス、新しい OS に触れる機会がまだありませんが、機会を見つけ是非手に取ってみたいと思っています。

ご存知の方も多いと思いますが、IBM の製品でも iPhone デバイスを利用したソリューションを提供しており、その中でも IBM Notes Traveler があります。IBM Notes/Domino のメールファイルに含まれる メール、カレンダーなどの情報をモバイル端末と同期し、モバイル端末からメールを送ったり、会議招集を送ったりと、それらを利用することができるという製品です。

IBM Notes Traveler は iOS 8 をインストールしたデバイスを利用する際に、以下の IBM Notes Traveler のバージョンを推奨します (※ それぞれの バージョンの下に添付した URL は各 IF の詳細な情報が記載されていますのでご確認ください)。

- 8.5.3 UP2 IF7
http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/dx/Lotus_Notes_Traveler_8.5.3_UP2_IF7

- 9.0.0.1 IF7
http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/dx/IBM_Notes_Traveler_9.0.0.1_IF7

- 9.0.1 IF6
http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/dx/IBM_Notes_Traveler_9.0.1_IF6

また、英語の技術情報で大変恐縮ですが、以下の技術情報に Q&A という形で情報をご提供していますので、こちらも合わせてご確認ください。

Q&A about IBM Notes Traveler support for Apple iOS 8.x
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21683614

表の列を非表示にする

2014年10月03日 22:42

少し前にこんなお問合せがありました。
「Domino Web アプリケーションのフォームに表があり、特定の列を非表示にしている。Domino サーバーの以前のバージョンでは列が非表示になっていたが、現在は内容のみが非表示になる」
確認したところ、Domino R5 以前は段落非表示が設定されているとセル自体が非表示になっていたため、列全体のセルに設定すれば列が非表示になりました。

Hidden table cells appear to be missing information in browser
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21138016

Domino 6 以降ではそのように設定しても下記のように ecblank.gif というブランクスペースのイメージが挿入されてセルは非表示になりません。

<td width="46" bgcolor="#E0F1FF"><img width="1" height="1" src="/icons/ecblank.gif" border="0" alt=""></td>

行であれば行の全セルで段落を非表示に設定すれば行自体が消えますが、列ではセルの内容が非表示になるだけです。

Notes アプリケーションではできませんが、Web アプリケーションならば表のセルのプロパティの「@(表のプログラミング)」タブの「セルのHTMLタグ」のスタイルに display:none を設定すればセル自体が非表示になるので、これを列の全セルに設定すれば列が非表示になります。

<td style="display:none" width="46"><img width="1" height="1" src="/icons/ecblank.gif" border="0" alt=""></td>

動的に非表示にするには、JavaScript で非表示にしたいセルの style の display プロパティに none を設定するようにすれば可能です。
表のプロパティの「@(表のプログラミング)」タブの「表のHTMLタグ」の「名前/ID」に名前をつけて(例: table1)、以下の JavaScript 式をどこかのイベントで実行されるようにします。

// table1 の 3 列目を非表示にする
var tbl=document.getElementById("table1");
var trs=tbl.getElementsByTagName("tr");
for(var i=0; i<trs.length; ++i){
var tds=trs[i].getElementsByTagName("td");
tds[2].style.display = "none";
}


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