IBM Notes/Domino 9.0.1 Fix Pack 2 がリリースされました

2014年08月25日 21:57

IBM Notes/Domino 9.0.1 Fix Pack 2 がリリースされました。

ダウンロードは、こちらをご確認ください。
IBM Notes/Domino 9.0.1 の Fix Pack のダウンロードについて
Download Options for Notes & Domino 9.0.1 Fix Packs

リリース情報は、こちらになります。
IBM Notes/Domino 9.0.1 Fix Pack 2 Release Notice

9.0.1 FP2 から以下の環境をサポートしています。

Citrix XenApp 7.5 for Client
Internet Explorer 11 for xPages
RHEL7 for Server

Notes 9 Basic 版の Sametime クライアントのUI が英語になってしまう

2014年08月22日 21:54

IBM Notes 9.0、9.0.1(FP1) Basic 版の日本語版で、 Sametime のチャットウィンドウやコンタクトリストで日本語が表示されない(全て英語で表示される)問題が報告されています。問題報告番号は HKOA9CAF82です。

本来はクライアントのインターフェイスの言語設定に連動しますが、これらのバージョンを使用している場合、インターフェイスの言語を日本語に設定しても、Sametime クライアントの部分だけは英語のままです。
チャットで使用できる文字に影響はありません。
Notes Standard 版の Sametime クライアントでは、問題なく指定した言語が表示されます。

Notes 8.0.x や 8.5.x では起きない問題であり、クライアントをアップグレードしたら日本語が表示されなくなった!という事態が予想される問題なのですが、修正は次のメンテナンスリリース(9.0.2)となる可能性が高く、現状では設定で問題を回避することが出来ません。

大変心苦しい状況ですが、日本語を表示させるには Notes Standard 版をご使用下さいというのが今お伝えできる回避策です。

サポートのご契約をお持ちのお客様で、現行のバージョンに対する修正が必要な場合は、お手数ですがサポートにお問い合わせいただけますようお願いいたします。

シングルユーザーからマルチユーザーへ変更するツール

2014年08月13日 09:51

Notes クライアントのバージョンアップにあたって、シングルユーザーインストールからマルチユーザーインストールに変更するケースがあります。そんなときに役に立つのが、「multi-user migration assistant」(MUMA)ツールです。

MUMA は、8.5.3以降のクライアントのインストールファイル内の「Utility\NotesCustomizationKit_1_0.zip」に VisualBasic スクリプト (MUMigrationAssistant.vbs) ファイルです。このスクリプトファイルを実行することで、ご利用のシングルユーザー環境から、マルチユーザーへのアップグレードを行うことができます。

以下、使用時の手順を簡単に説明します。

【手順】
1. Notes のインストールファイルにある「Utility\NotesCustomizationKit_1_0.zip」を任意のディレクトリに展開

2. 「MUMigrationAssistant.ini」を開き、必要に応じて編集

3. 「MUMigrationAssistant.vbs」ファイルを、ダブルクリックして実行

4. 実行後、各ファイルの置き換え状況の確認メッセージが表示され、その内容に従いながら [OK] ボタンを押下し、メッセージを閉じる

5. 最後に「migration successful」と表示されたら、マルチユーザーへの移行が完了

6. マルチユーザーへの移行状況を確認するため、OS のレジストリの以下の項目を確認

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Notes\8.0

"MultiUser" の値が「1」となっていたら完了です。

使用方法に関する詳細は、下記の文書をご覧ください。
Title: Using the Lotus Notes single user to multi-user migration assistant (MUMA) tool
Doc #: 1459627
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21459627

Notes クライアントと Domino Designer の起動順番の判別方法について

2014年08月12日 13:39

通常、Notes クライアントと Domino Designer の起動順番は意識することなく利用されていると思いますが、万が一 Notes クライアントと Domino Designer の起動する順番によって発生する問題に遭遇してしまった場合、その対策としても、プロセスの起動順番が重要になってきます。

すでに修正されている現象ですが、例を挙げると下記のような公開情報の問題です。

タイトル: Errors occur if Domino Designer is launched before Notes (8.5.1 Fix Pack 5 on Windows)
文書番号: 1450357
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21450357


では、このような性質を持つ問題が発覚した場合、Notes を先に起動しているのか、それとも Designer を先に起動しているのかを判別する方法について記載します。

それなら、デスクトップアイコンにリンクしている designer.exe や notes.exe のプロセス開始時間を比較すれば良いと思った方がいるかもしれません。ところが、そうはいかないのです。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、designer.exe/notes.exe は起動した後にプロセスリストには残らないので、プロセスの起動時間を比較することはできません。

このため、起動順番を判別するには、下記のようなアプローチが考えられます。

1. Windows タスクマネージャを開く
task.jpg

2. [表示] - [列の選択] を選ぶ
task2.jpg

3. コマンドラインにチェックを入れる
task3.jpg

上記により、コマンドライン列がタスクマネージャでも確認することができます。
この状態にして、nlnotes.exe を比較してみましょう。

○ Designer を先に起動した場合
task4.jpg

○ Notes を先に起動した場合
task5.jpg

プロセス起動時の コマンドラインに /design が付いていると Domino Designer を先に起動したということがわかります。


また、OSのプロセスリストのスナップショットの情報が含まれる sysinfo ログや NSD ログでもこのようなユーザーの起動方法を把握するのに非常に有益な情報となります。

○ Designer を 先に起動した場合
<@@ ------ System Data -> Processes (Time 05:31:41) ------ @@>
INFO PID PPID UID STIME COMMAND

-> 0a58 0488 1000 07/29 05:28:31 [C:\Notes\NLNOTES: NLNOTES.EXE /authenticate /design "=C:\Notes\notes.ini": 0a58]

○ Notes を 先に起動した場合
<@@ ------ System Data -> Processes (Time 05:36:51) ------ @@>
INFO PID PPID UID STIME COMMAND

-> 0b9c 0c44 1000 07/29 05:35:41 [C:\Notes\NLNOTES: NLNOTES.EXE /authenticate : 0b9c]

このように、sysinfo/NSD ログには、起動環境を判別するために重要な情報が含まれていますので、問題の再現テストを行うためには非常に重要なファイルとなることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

タイトル: 「NSD」と「NSD -info」の実行の違いについて
文書番号: 1578535
URL: http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21578535


以上のように、万が一何かこのような起動時順番に依存している問題に遭遇してしまった場合には、まずは、プロセス起動時のコマンドラインの情報をご確認ください。

Web からの文書検索の検索式において山括弧・三角括弧が使えない

2014年08月04日 11:41

Domino8.5.3FP5 および 9.0 において、WebブラウザからDomino内の文書を検索する場合に、検索式中の"<"や">"(山括弧・三角括弧)が正常に機能しません。

例えば、日付フィールドで検索対象を絞り込む式に"<"や">" を使うと問題が発生します。XPage で検索機能を使用している場合にも発生します。この問題の原因は"<"と">" の文字を URL で Domino へ渡すことに失敗しているためです。

セキュリティ強化のためのコード修正が影響して発生しており、修正が追加された Domino8.5.3FP5 および 9.0. で URL の中にある "<"と">"に影響が出ています。この問題は、Domino8.5.3FP6 と 9.0.1 で修正されています。以下が、修正情報です。

http://www-10.lotus.com/ldd/fixlist.nsf/5c087391999d06e7852569280062619d/03a90be7369bb19c85257c0c0041f4e1?OpenDocument

回避するには、修正された Domino の最新バージョンを適用してください。バージョンアップまで回避したい場合は、以下のパラメータを Domino サーバーの notes.ini に設定することで、8.5.3FP5 と 9.0 の問題発生原因となっている修正コードを無効にすることができます。

HTTP_QUERY_STRING_SCRUB=0

このパラメータを適用して運用する場合も、できるだけ早くバージョンアップをご検討ください。


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