Standard クライアントをセットアップして始めにする設定

2011年02月28日 01:45

 最近新しいマシンが入ったのでセットアップしているのですが、スタンダード版はデフォルトだと色々と自分の好みに合わないところがあったりするので色々設定を変えている方も多いのではないでしょうか。
 管理者の方ではもうポリシーにしてしまっているところもあると思うのですが、私がセットアップして真っ先に触ったところを列挙してみました。


パフォーマンス関連
1. jvm.properties の編集
これは大川さんのブログの記事であるやつです。
僕はあまり大きなサイズを設定するのは好きではないので768MB まで増やしました

ノーツスタンダード版の爆速チューニング

2. アンチウイルス関連
 これは以前に自分が書いたこの記事で出てくる設定です。
Frameworkディレクトリを外しています。
スタンダード版の起動が遅いと思う方は試してみてください

3. plugin_customization.ini の追加
 これはパフォーマンス関係ないのですが他にカテゴリが無かったので。。。
単純に表示されないメニューがあるのは気分が悪いので始めに設定しておきます。
[ファイル]-[アプリケーション]-[インストール] のメニューが表示されるようになります。

<プログラムディレクトリ>\framework\rcp\plugin_customization.ini に以下の行を追加します。

com.ibm.notes.branding/enable.update.ui=true


あとはプリファレンス関連では以下を変えました。
この色でコメントを追加します。

Notes Default 設定変更
1. 基本設定(Basicクライアントの設定)
・ 右ボタンのダブルクリックでウィンドウを閉じる
・ 選択した文書にはチェックマークを入れる
・ 読み込み専用の文書でタブを移動に使用する
・ プリビューペインで開いた文書を既読にする
ここはBasicクライアント関連の動作設定です。この辺は使い方の好みだけの問題なので不要な人も多いのではないかと思います。

2. Webブラウザー
・ このオペレーティング・システムのデフォルトとして設定しているブラウザを使用する
これはFirefoxを使いたいのでこうしています。

3. ウィジェット
・ ウィジェット・ツールバーおよびマイ・ウィジェット・サイドバー・パネルを表示
LotusLive用のNotesプラグインなども入れますし、色々と追加したいものが出てきたときにすぐ入れたいので。

4. ウィンドウとテーマ
・Lotus Notes 終了時に開いていたタブを、起動時に再度開く :外す
・アプリケーションごとに文書は一つのタブにまとめる
起動時にウィンドウを開くのはデフォルトでオフにしてほしいなあ・・・と思います。タブが多いのでアプリケーションタブはまとめるのが好みです。

5. フォントと色
フォントサイズ:標準
未読メール表示: 赤のプレーンテキスト
フォントサイズ:小 があれば完璧なのですが。。


Sametime関連
1. コンタクトリスト
・ コンタクトリストの名前にマウスポインタを置いたときにビジネスカードを表示する: 外す
ビジネスカードはマウスの動きによって出てくるのが嫌いなので外しています。
2. チャットウィンドウ
・ チャットのフォント:青色
・ 複数のチャット用にタブ付ウィンドウを使用する

チャットも複数で入ってくるとウィンドウ管理が大変なのでまとめています。
あとは自分のチャットメッセージの色は変えて表示したいので青にしています。


3. 自動で状況を変更
・ カレンダーで予約済みのミーティング
これは会議のときに変えわすれるので最近使い出しました。


4. 通知
1対1のチャット
 チャットウィンドウを前面に移動する: 外す
これはデフォルトがこっちじゃないとおかしい気がしています。デフォルトはチャット相手がステータスを変えただけでフォーカスを奪われるので変えないと使えないかなあ・・・と思います。

最新版ではこんな設定もあったんだ?と言う設定もあったかもしれませんが、他に皆さんはどんな設定を真っ先に変えますか?

第三回 Open Mic 開催のお知らせ - Lotus iNotes 8.5.x

2011年02月22日 18:31

3月10日(木)に第三回目のオープンマイクを開催します。
かなり申し込みも好調のようです。

今度はソフトウェアサービスの方にはLotus iNotesをカスタマイズした事例などを簡単に紹介してもらったり、サポートからは8.5.xでどんな機能が増えたかを簡単に紹介したりしながら、みなさんの質問を受けていこうと思っています。私もパネラーとして参加する予定ですので、奮ってご参加ください。

定員を超えても多少はどうにかなると思いますので、思い立ったら是非参加してみてください。

Forum より
【開催日程】
日時: 3月10日(木) 午後 5 時から 6 時

【テーマ】
・ Lotus iNotes の機能紹介
・ Lotus iNotes の導入事例
・ 質疑応答

【開催方法】
電話会議と Web ミーティング
アクセス方法は、お申し込みいただいた方へ、別途ご連絡いたします。

【参加費】
無料

【定員】
50名

【申し込み方法】
本メールの返信で、メールタイトルを「OpenMic 参加希望」としてご連絡下さい。

・ 宛先アドレス : ndtecinf に@jp.ibm.com を付けて送信して下さい。
・ 件名 : OpenMic 参加希望 <お客様の e-mail address>
・ 本文 : お客様の会社名とお名前

【事前の質問受付方法】
OpenMic では質疑応答の時間を設けますが、質問は事前に受け付けます。
ご質問を希望される場合は、申し込み先アドレスにメールにてご連絡下さい。
このスレッドの返信として、質問および回答を公開いたします。

OSの違いを吸収する

2011年02月13日 02:15

- バックナンバー -
1. OSLoadProgramを呼んでみるサンプル
2. OSLoadProgramのサンプルを理解する
3. C API はnnotes.dllから呼ばれている
4. 参照渡しか値渡しか
5. 型を変換する
6. 構造体を定義する
7. OSLoadString を使ってみよう
8. OSの違いを吸収する

しばらく書いていませんでしたが、ちょっと書こうと思っていた記事があったのを思い出しました。
LotusScriptからC APIを呼び出すようなプログラムをノーツアプリケーションに移植すると一気に移植性が損なわれてしまう、と思った方はいないでしょうか?

このように書くと、nnotes.dllはWindowsのDLL名なので、その関数はWindowsでしか使えなくなってしまいます。
Declare Function NSFDbOpen Lib "nnotes.dll" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer


しかもLib宣言はif文で分けるようなことはできません。
このような問題はどのように回避するのでしょうか?

ちょっとこのような問題をどう解決するのかを見ていくために、DJX管理ツールを見てみましょう。
ここではユーザー登録などをノーツアプリケーションから実行するために一部APIを使用しています。

APIFunctionsDef と言うスクリプトライブラリでは以下のように宣言されています。
(一部抜粋)

'###################################
' Declarations of Notes C API functions
'###################################
Const LIBNAME_WIN = "nnotes.dll"
Const LIBNAME_ALP = "anotes.dll"
Const LIBNAME_OS2 = "inotes.dll"
Const LIBNAME_SOL = "libnotes.so"
Const LIBNAME_AIX = "libnotes_r.a"
Const LIBNAME_OS400 = "/qsys.lib/qnotes.lib/libnotes.srvpgm"
Const LIBNAME_LINUX = "libnotes.so"
//略
Declare Function NSFDbOpen_WIN Lib LIBNAME_WIN Alias "NSFDbOpen" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer

Declare Function NSFDbOpen_SOL Lib LIBNAME_SOL Alias "NSFDbOpen" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer

Declare Function NSFDbOpen_AIX Lib LIBNAME_AIX Alias "NSFDbOpen" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer

Declare Function NSFDbOpen_OS400 Lib LIBNAME_OS400 Alias "NSFDbOpen" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer

Declare Function NSFDbOpen_LINUX Lib LIBNAME_LINUX Alias "NSFDbOpen" ( _
Byval PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer



上記はNSFDBOpenの呼び出し例です。プラットフォームごとに異なる名前をAliasで付けています。
勘のいい人であればここまで見れば、だいたいどう処理するか分かるのではないでしょうか?

TransactionLib ではNSFDbOpenの下記のようなラッパー関数を作っています。

Function NSFDbOpen( PathName As String, rethDB As Integer ) As Integer
Select Case PLATFORM
Case WIN32
ret% =NSFDbOpen_WIN( PathName, rethDB )
Case SOLARIS
ret% =NSFDbOpen_SOL( PathName, rethDB )
Case AIX
ret% =NSFDbOpen_AIX( PathName, rethDB )
Case OS400
ret% =NSFDbOpen_OS400( PathName, rethDB )
Case LINUX
ret% =NSFDbOpen_LINUX( PathName, rethDB )
End Select
NSFDbOpen = ret%
End Function


ここでのPLATFORMと言う定数は@Platformの結果を格納しているような変数ですがここは人によってどうにでも実装できるのではないかと思います。(詳細が気になる人はDefaultSettingと言う関数を見てみてください)
「OS毎の処理の違いはラッパー関数で吸収する」と言ってしまえば、何てことない話ですがこういう処理の仕方は参考になりますね。



LotusLive Symphony - Lotusphere より

2011年02月01日 23:57

Lotusphere では色々な発表がされていましたが、中でもLotusLive Symphonyは面白いなあ、と思いました。
ただDemoを見るだけでは面白くないので使ってみましょう。

まずTechnical Preview で試してみるにはLotusLiveのアカウントが必要です。
持っていない方はこちらのガイドを参考にトライアルアカウントを入手してみてください。

以下のように"Launch"ボタンから開始する事が出来ます。
LotusLive Symphony Technical Preview
Tech Previewのページ

ファイルからメニューを見てみると以下のように新規作成ではDocumentとSpreadsheetだけがサポートされているのが分かります。したがって、*.doc、*.xls、*.odt、*.ods、*.docx、*.xlsx などがサポートされます

メニューの表示

サポートされているフォーマットのファイルを開くと以下のようにEditやViewボタンが表示されます。
ファイル画面

「View」だと別ウインドウでページが開くだけであまり面白くないので、ここではEditを使ってみます。
このときに*.docのようなMS Office形式のファイルだと新たに*.odtファイルが生成されます。


いくつか機能を見てみましょう。

1. テーブルの作成
メニューから[Table]-[Create]で作れますが、以下のように赤枠を押す事で推奨スタイルをどんどん適用する事が出来ます。
テーブルのスタイル

2. コメントの挿入
オンラインの編集は同時に複数人の人がオンライン上で編集する事を想定してそのような機能を強化しています。
コメントを文書に挿入する場合、挿入したい箇所で右クリックをして「Insert Comment」をすると以下のようにコメントが任意の箇所に挿入できるようになります。

コメントの挿入

3. セクションのアサイン
文書のコメント挿入に加えて以下のようなセクションのアサインの機能があります。
これは文書を分担して作業する際に特定の人に編集を任せるのに使用します。

アサインするセクションを選択し、右クリックで[Task]-[Assign Section]を選びます。
セクションのアサイン
(アサインするユーザーはあらかじめ編集権限を与えておく必要があります)

ここでアサインされたユーザーには以下のような表示になります。ここで自分に割り当てられた部分を編集できます。ちなみにアサインされたユーザーはActivityとしても表示されるようになります。

アサインされたセクション


このように単純にWebでインストール無しに使えるEditor、とするのではなくて並行して編集するための機能を強化しているのは興味深いですね。


スプレッドシートも試してみたのですが、ちょっと操作感がまだまだなので今の時点ではViewer+最低限の編集を行うにとどまるのでは?と言う感じでした。

Lotusphereでどんな発表が出るのかまだまだ楽しみですね。







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