Lotus Notes/Domino 8.5.2 FP1 がリリースされました

2010年12月20日 00:10

Lotus Notes/Domino 8.5.2 FP1 が出ました。

Download options for Notes/Domino 8.5.2 Fix Packs

Lotus Notes/Domino 8.5.2 Fix Pack 1 Release Notice

クライアント側もいくつか気になる問題が修正されました。
スタンダード版で開くごとにビューペインが小さくなる問題は私もヒットしていたのでちょっとうれしいです。

SPR# TSOA73EKNE - Fixed an issue that caused the Universal Toolbar to disappear after the Notes Client is upgraded/installed. (Technote #1407576)
+SPR# OIHZ893RHK - Fixed a problem when using @Command(EditProfile) or the NotesUIWorkspaceEditProfile method in a button. When a Notes basic user clicked on the button, nothing happened. This regression was introduced in 8.5.2.
+SPR# PCHE89APJV - Fixed a problem where the view pane shrunk after multiple opens. This regression was introduced in 8.5.2

サーバー側の問題は選ぶのは難しいのですがちょっと気になったものをリストしておきます。

SPR# ASHH82S63C - Generic problem with full text searching for a single DBCS character using any Domino Unix 64-bit version. Searching any one DBCS character always fails to produce results expected for Unix 64-bit Domino.
+SPR# LMIL88Q62X - Defensive fix for SMTP CPU Spike on malformed delivery failures. This will fix an overall system slowdown due to consuming the CPU. This regression was introduced in 8.5.2. (Technote #1455450)
SPR# NORK88VQ6P - Prior to this fix, the mime parser caused the smtp server to hang when processing some incomplete mime messages.

8.5.2をご利用のお客様は是非適用をご検討ください。

8.5.2 各種記事

2010年12月16日 11:38

8.5.2がリリースされて各種記事も出揃ってきたのでここでまとめてみました。


Lotus Notes And Domino Wiki
What's new in Notes and iNotes 8.5.2 - presentation
NSD changes in Notes/Domino 8.5.2
Calendar improvements in IBM Lotus Notes and Domino 8.5.2
Introducing the new IBM Lotus iNotes 8.5.2 message forms
Managed Replicas Explained
Technical Resources for Lotus Notes, Domino and iNotes 8.5.2

Lotus Notes and Domino Application Development wiki
Spotlight on design & usability enhancements introduced in Domino Designer 8.5.2
What's New in 852 for XPages
CKEditor in XPages in Notes/Domino 8.5.2

その他
Lotus Notes/Domino 8.5.2 Maintenance Release - "Top 20" Fix List
Directory assistant templage changes in 8.5.2日本語の情報もご参照下さい)


個人的には以下で発行されたPreview Guideが興味深いな、と思います。
Administrators: Previewing Lotus Notes 8.5.2 for your users

英語のみですが、エンドユーザー向けに新しい機能などをガイドした資料となっています。
日本語にする場合には ODT ファイル(Symphony やOpenOfficeで使用されるDocumentのファイル形式です)も添付されているのでこれで編集する事も出来ます。
せっかくなので時間があったら翻訳して日本語版もWikiに追加しておこうかな、と思います。

LotusLive Notes を使ってみる (LotusLive Notes 編)

2010年12月07日 07:30

さて、LotusLive Notesの記事を書いてみましたが、Notesクライアントを使うとどのような感じになるのでしょうか?
意外と忙しくてLotusLive Notesの記事を書こうと思ってからずいぶん時間が空いてしまいました。
LotusLive Notesはオンプレミス連携とか本格的な話を書こうかと思ったのですがまずはややこしい話を読むのも疲れると思うので、どのようにLotusLive上でNotesを使うことになるのかイメージできるようにセットアップの部分を紹介しようと思います。

LotusLive Notesでは、8.5.1 FP5または8.5.2以降のNotesクライアントを導入しているのが前提で、LotusLiveから特に導入のための仕組みを持っているわけではありません。既存のLotus Notesクライアントを導入している場合にどのようにLotusLiveのメールを使うようになるのか見てみましょう。(画面はすべてクリックすると拡大します)

始めにメールの選択画面では、LotusLive Notes Webではなく、以下のようにクライアントを選択します。
Lotus Live Notes 1

ここでダウンロード画面になります。ここではconfig.nsfと言うNSFファイルをダウンロードすることになります。
LotusLive Notes 2

ダウンロードをクリックすると使用許諾の画面になるのでそのまま進みます。
Lotus Live Notes 3

ここがダウンロード画面です。
Lotus Live Notes (download)

ダウンロードが完了したら、クライアントからダウンロードしたconfig.nsfを開きます。
以下のように「LotusLive Notesへの参加」と表示されます。
LotusLive Notes 設定DB

開くとECLの許可が表示されますがこれは署名を受け入れてください。
LotusLive Notes 署名

ここでロケーション文書の作成画面が出てきます。
パスワードなどはLotusLiveと同じになります。メールファイルのロケーションなども表示されますが勝手に作成されるので特に考える必要はありません。
LotusLive Notes ロケーション文書作成

ここまで終わるとロケーション文書の設定が終わるのでメールデータベースが開けるようになります。
なんかこれだけだと全く中身が分からないよ、と思ってしまうかもしれませんが、少しずつ細かい話や連携の話も触れていきたいと思います。

以下の記事も参考にしてください!

プレスリリース
プレスリリース: 企業向け高機能メール環境を提供する新サービス「LotusLive Notes」

メディアの記事
「Notesにはできないことを」――「LotusLive Notes」はグループウェアSaaSの決定版となるか? (ITMedia)

日本IBMがグループウエアSaaS「LotusLive Notes」提供、ブラウザーとクライアントに対応 (ITPro)
IBM、Notesのメール機能をほぼすべてクラウド上で使えるサービスを発表 (マイコミジャーナル)

ブログ記事
Notesクライアント版LotusLive「LotusLive Notes」、、、ってクラウドとは呼べないんじゃない?確かに便利だけど。(けんじろう と コラボろう!)
えっ、聞いてないよそんな機能。LotusLive Notesにあるの? (カモシーのLotus徒然草)

LotusScriptからWMI を呼び出す

2010年12月03日 00:13

Microsoftのスクリプトセンターを見ているとこの辺のScriptをLotusScriptでも利用できないかなあ・・・と思うことがよくあるのですが、今日はそんなときのためのサンプルを取り上げてみましょう。

基本的にはスクリプトセンターのコードはVBSベースなのでほとんどの場合は以下の二点だけ気を付ければ流用することが出来ます。

・ WScript.Echoは Messageboxに変える (サンプル用に出力している場合がほとんどなので、コメントアウトしたり、Print文に変えても問題ありません)
・ For Each が出てきたらForall に変える

例えば以下の例を挙げてみます

プロセス パフォーマンスの監視(スクリプトセンター)

これをLotusScript用に変えてみます。
全プロセスをメッセージボックスで出力しても面倒なので、ここでは nlnotes.exeの情報だけ出すように変えておきます。
Sub Click(Source As Button)
strComputer = "."
Set objWMIService = GetObject("winmgmts:" _
& "{impersonationLevel=impersonate}!\\" & strComputer & "\root\cimv2")
Set colProcessList = objWMIService.ExecQuery _
("Select * from Win32_Process")
Forall objProcess In colProcessList
If (objProcess.Name = "nlnotes.exe") Then
Msgbox "Process: " & objProcess.Name
Msgbox "Process ID: " & objProcess.ProcessID
Msgbox "Thread Count: " & objProcess.ThreadCount
Msgbox "Page File Size: " & objProcess.PageFileUsage
Msgbox "Page Faults: " & objProcess.PageFaults
Msgbox "Working Set Size: " & objProcess.WorkingSetSize
End If
End Forall
End Sub



意外と簡単ですね。
WMIのサンプルはスクリプトセンターから探してもいいですし、WMI Code Creator などを使ってメソッドやプロパティの一覧(ついでにサンプルを出力してくれます)などを取り出しながら作ってもいいと思います。

是非使えそうな機会があったら試してみてください!

LotusLive Notes を使ってみる (LotusLive Notes Web編)

2010年12月01日 00:43

8.5.2のリリースはよくLotusLive Notesと関連付けて話題に出ることが多いのですが、どんな感じなんだろう?と気になる方も多いのではないでしょうか。

LotusLive Notes

今日はそんな人にもイメージが涌くようにLotusLive Notesの話を少しずつ説明していこうかな、と思います。
いきなりLotusLive Notesの話をすると、LotusLive としての姿が見えにくくなってしまうので、始めにLotusLive Notes Webの話から入りたいと思います。

LotusLive Notes Web はいわゆる、Lotus iNotes のことなのですが、LotusLive iNotesと言うのが別の製品ですでに存在しているのでLotusLiveではLotusLive Notes Webと呼ばれます。ちょっとこれは紛らわしいですね。

一番初めにログインすると以下のような画面になり、Notes クライアントを使用するか、Webブラウザベースでアクセスするかを聞かれます。これは優先アクセスを選ぶだけですのであとからどちらを選ぶこともできます。
(以下、画面はすべてクリックすると拡大します)

セットアップ画面

ここではLotus Live Notes Webを優先メールにしてみます。
以下のような画面が表示されます。

セットアップ後の画面

ここでクリックしてメールを開きます。これがLotusLive用のLotus iNotesの画面です。
少しグレー基調になっているみたいですね。

メールの画面


黒いバーはLotusLive全体のナビゲーションバーになるため、Lotus iNotesでは上のナビゲータについていたモードの切り替え(フルモード⇔ライトモード)などはアクションバーの上部に移動しています。アイコンなども比較的シンプルになっています。(フォルダアイコンなども無くなっています)

次にプリファレンスを見てみましょう。

プリファレンス

LotusLive Notes では25GBのストレージを提供する代わりにアーカイブがサポートされていないため、アーカイブやオフラインに関するメニューが消えているのが分かると思います。

次にカレンダーを見てみましょう。ここではサイドバーを有効にしてみました。
これは、Lotus iNotesと同様に、カレンダーでもメールでもサイドバーは表示したままにすることが出来ます。

カレンダーの画面

「アプリケーション」メニューからはNotesBookだけでもなく、LotusLive Meeting なども使用することが出来ます。

その他のアプリケーション

(インスタントメッセージングなどもありますが、これはSametimeクライアントやNotesクライアントからアクセスすることを想定しています)


と言うわけで、LotusLiveからLotusLive Notes Webを使う場合は非常に透過的であることが分かってもらえたのではないかと思います。

実環境では既存の認証者IDとの共存やSignle Sign Onなど多くの考慮事項が出てきますが、以下の資料にはよくまとまっておりますので、是非一度ご一読ください。

LotusLive Notes の デプロイ、管理、および使用 (PDFファイル)




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