スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

8.5.1 アーカイブの使用勝手の改善

2009年10月30日 00:13

 8.5.1のアーカイブのUI改善は以前にもこのブログで紹介しましたが、改めて紹介します。

始めにアーカイブのメールを開くと以下のように黄色く表示されてアーカイブDBであることが区別できるようになりました。
 加えて、ツールとかフォローアップとか不要なビューが消えているのも分かると思います。
(どちらもスタンダード版のみ)
アーカイブのアウトライン表示

「Recently Archived」と言うビューではアーカイブした日付でカテゴライズされた表示が行えるようになりました。
(スタンダード版のみ)
Recently Archived Folder


なお、メール文書もこのようにヘッダーでアーカイブのメールを見ているのかどうか区別できるようになっています。
メールの表示

アーカイブはメールを触っているのかごっちゃになってしまったり昨日までアーカイブしていなかったメールを探したりメールとの行き来で操作感が重要になりますが、その点はかなり改善されているのではないかと思います。
スポンサーサイト

Lotus Notes/Domino 20th Anniversaryイベントの資料が一部公開されています

2009年10月29日 00:12

20周年記念イベントは出れなかったのですが、ケーキが出たり色々楽しそうだったみたいですね。
実際に出た方はどうだったのでしょうか?


イベントサイトでは講演で使用された資料が公開されているようですので行けなかった人も是非一度のぞいてみてください。

Lotus Notes/Domino 20th Anniversary and BEYOND

現在公開されている資料
- Lotus knows 「BEYOND」 (1.0MB)
- 基調講演:育ての親が語る、成人を迎えたLotus Notesの「これまで」と「これから」 (3.84MB)
- ビジネス・パートナー Lotus Notes/Domino ソリューションご紹介 (7.33MB)


個人的にはパートナー企業のソリューションが色々公開されていて、XPagesの利用がパートナーソリューションでも普及しているのが肌で感じられて頑張らないといけないなー、と思いました。

# Kevinの講演資料は英語なんじゃないかと思ったら日本語だったんですね。これはこれで我々には助かりますね。

他のブロガーの方の記事も是非読んでみてください。
(他にも色々あったと思うのですがあまり探していなくてすみません。。)

Notes20歳の誕生日イベントが開催されました (ソーシャルなつぶやき)
Notes20歳、愛されるプロダクトの条件 (コラボレーション・エンジニアの考える日々)


8.5.1 サイドバーへのドラッグ&ドロップ

2009年10月28日 00:12

8.5.1(スタンダード版)では、カレンダーのサイドバーへドラッグ&ドロップすることによってカレンダーエントリを作ることが出来るようになっています。

今日はそのお話をしようと思います。
始めにドラッグ&ドロップで時間まで指定するにはカレンダーエントリをタイムスロット表示にしておくと便利です。(要約表示では現在の時間になってしまいます。)

サイドバーのタイムスロット表示
タイムスロット表示

何か待ち合わせや招集の詳細を書いたメールが来たらそれを以下のようにサイドバーへドロップします。

サイドバーへのドラッグ&ドロップ
(画像はクリックすると拡大します)
カレンダーへのドラッグ&ドロップ

そうすると、以下のように新しいカレンダーエントリが出来ます。
件名: メールの件名
開始時間: ドロップしたタイムスロット上の時間帯
終了時間: 開始時間から1時間後
作成されたカレンダーエントリ(1)

メールの本文も「_______」のあとに挿入されます

作成されたカレンダーエントリ(2)

ブックマークバーに落としてもいいですが、こっちの方が時間が指定出来るので便利ですね。

8.5.1 : Lotus iNotesでのID Vaultの利用

2009年10月27日 00:16

 今日の新機能紹介は Lotus iNotes のID ボールト対応についてです。

iNotes/DWA はIDファイルを利用する事によって、暗号化や電子署名したメールが扱えるようになったり、S/MIME メールが送れるようになったり、通常のWebメールの範疇を超えた機能が使えるようになりました。ただし、これはユーザーがWebアクセスで意識する「インターネットパスワード」とIDファイルのパスワードの二重管理が必要になったり、せっかくWebクライアントにしているのに、エンドユーザーに効率よくIDファイルを管理者側で配布する方法がなかったりとID ファイルマネージメントには比較的課題が多かったのも事実です。 iNotesのIDボールト対応は、単純にNotesクライアントでも使える機能を使えるようにする、と言う側面だけでなく、そのような課題に応える、と言う意味でも意義の大きい拡張なのではないかと思います。

IDボールト環境を構築するには、大きく以下のステップが必要です。
もうちょっと細かいステップが知りたい方もいると思いますが、ちょっとここは簡単に説明します。
システム管理ヘルプでは「ID ボールトを作成する」と言う項目があるのでそちらを参照してください。
目次からたどる場合には、[セキュリティ]-[Lotus Domino Server ID と Lotus Notes ユーザー ID]-[Lotus Notes ID ボールト] をご確認下さい。

1. ボールトデータベースを管理クライアントから作成する
2. ポリシー設定からセキュリティーポリシーを作成し、IDボールトに関する設定を行う
3. ポリシー文書を作成し、2. で作成したセキュリティポリシーを作成する
4. 作成したポリシーを明示的ポリシーまたは組織的ポリシーとしてユーザーに適用する


Lotus iNotes上でID ボールトを使用する場合、セキュリティポリシーのID ボールトの設定で更に以下の設定が必要です。
セキュリティポリシーの設定

「Allow Notes-based programs to use the Notes ID Vault」 と言う設定をはいにする必要があります。

このポリシーが設定されたユーザーがログオンして、iNotesプリファレンスを開くと、セキュリティタブに以下のような設定が現れます。

ボールとの同期化ボタン

このボタンを使用すると、以下のようなことが行えるようになります。

・ メールDB上にIDファイルが無く、ボールト上に存在している場合、「ボールトと同期化」ボタンを使用してIDファイルをボールトからダウンロードする事が出来ます
・ メールDB上にIDファイルがあり、ボールト上に存在していない場合、「ボールトと同期化」ボタンを使用してIDファイルをボールトへアップロードする事が出来ます
・ どちらにもIDファイルが存在する場合、「ボールトと同期化」ボタンを使用してIDファイルをボールトと同期して最新の状態に保つ事が出来ます。

これで、Notesクライアントなどと混在していてもIDファイルの管理はかなり容易になるのではないかと思います。

8.5.1 : Search Center でNotes DBの検索リストを追加する

2009年10月26日 00:11

 今日はStandard版で使用できるSearch Center の拡張について紹介します。
Standardクライアントで使用できるSearch Centerでは、NotesクライアントからGoogleやYahoo! の検索が使用できるのですが、Webサイトの検索をNotesから行うメリットをあまり感じない方も多かったのではないかと思いますが、8.5.1 からは、ここにNotes のビューを検索一覧に加える事が出来るようになっていよいよ使い勝手がよくなってきました。

始めに該当ビューを開いているときに、以下のようにSearch Listを展開してみます。
ここで検索ビューの下に「Always Show in Search List」と言うのが表示されるのでそこをクリックします。
Always show in search list

Search List で登録する名前の入力が求められます。
デフォルトではDB名とビュー名が表示されますが、必要に応じて編集してください。

名前の登録


これでどのビューを開いていても登録したビューでの検索を行うことが出来るようになります。
リストの管理は、プリファレンス([ファイル]-[プリファレンス])から行います。
(画像はクリックすると拡大します)

Search List

Widgetでも同じ事が出来ますが、ずっと簡単に出来るのが分かるのではないでしょうか。
是非使ってみてください。

Lotus Notes 7.0.4 CCH2 がリリースされています

2009年10月23日 00:07

 7.0.4 が出てからしばらく経ちますが、7.0.4 CCH2が出ています。

Lotus Notes 7.0.4 - Cumulative Client Hotfix 2 (CCH2)

7.0.4 CCH2 はFix Centralから入手可能です。
CCH2 へのダイレクトリンクはこちらです。

CCH1 はBi-Di環境(右から左に書くような文字を使用する環境)での問題修正に特化したものでしたが、CCH2 では7.0.4の問題としてはかなりインパクトの大きかった以下の問題の修正が入っています。

カレンダーの要約表示ビューで日付と曜日のカテゴリが表示されない (文書番号 732937)

Notes 7.0.4 をご利用の方は一度是非確認してみてください。

余談: 日本語版から英語版へ上書きすると・・・

2009年10月22日 00:08

 今日は、8.5.1の新機能というより自分の環境で起こったお話です。

私の環境は8.5の日本語版から、8.5.1の英語版に上げたのですが、ツールバーアイコンに重複したアイコンが大量に表示されるようになりました。たとえばテキスト編集時に太字アイコンが7つ近く表示されたりしていました。

サポート的にはこのような移行ではbookmark.nsfを一度リネームして再作成(DBアイコンはワークスペースの情報から再作成されます)することをお勧めするのですが、今日は別の方法を紹介します。

# もちろんツールバーのカスタマイズから一個ずつ消してもよいのですが、結構大変なので。。

この問題は、Bookmark.nsfに日本語と英語の設計が混じるために起きる問題なので、アウトラインから冗長なエントリを削除する事によって回避する方法です

1. bookmark.nsfをデザイナーで開きます
2. Outlinesから、UserToolbar を開いてください。
3. 以下のようにアウトラインエントリに日本語と英語のエントリが存在する事が確認できます。
ブックマークの画面ショット
4. 現在使用しているのは8.5.1の英語版なので日本語のアウトラインエントリを削除します。
5. 念のためツールバープリファレンスからツールバー表示を無効にして再度有効化してください。


大抵の場合、これで冗長なエントリは消えるのではないかと思います。

8.5.1 メール周りの改善

2009年10月21日 00:17

今日も引き続き 8.5.1新機能を紹介します。

1. 未読メールの赤字表示(スタンダード版のみ)
 個人的にはもう少し柔軟にして欲しかったのですが以下のようにプリファレンスから赤字に設定できるようになりました。(クリックすると拡大します)
プリファレンス

フォントを小さくするオプションと、赤太字じゃなくて赤細字にするオプションがあればもっとよかったのですが・・・ 

設定すると以下のようになります。(クリックすると拡大します)
赤字

ちなみに、Lotus iNotesでもこれに合わせて未読文字の色が設定できるようになっています。
(画像はクリックすると拡大します)
iNotes: 未読文字の設定




2.  送信者の色分け
 今までは3種類でしたが、8.5.1から10種類の色分けが出来るようになりました。

色分け


3. 添付ファイルのセクション表示(MIMEメール)
インターネットメールに添付ファイルがあるときには、8.5以降は上部に表示されるようになりましたが、8.5.1 以降は以下の画面ショットにあるようにセクションとして表示されるようになりました。
 添付ファイルが多くあるときに本文が見にくくなるのが防げるようになりました。
添付ファイルの表示


4. 右クリック: 「ゴミ箱を空にする」アクションの実行
 これも今まで出来なかったことに気が付かなかったのですが以下のようにゴミ箱アイコンに合わせるとゴミ箱を空にするアクションが実行できるようになりました。
 これもさりげないけど便利になっていますね。テンプレートを置換しないでも大丈夫みたいです。

ゴミ箱を空にする


是非興味がある方は8.5.1も積極的に触ってみてください。

スタンダードクライアント用ディスカッションテンプレート

2009年10月20日 00:24

OpenNTF でディスカッションテンプレートが公開されました。

First Release of Discussion Next Gen now available on OpenNTF

ここからダウンロードできます。

使ってみたのですが、Standard版のメールテンプレートのようなアウトラインが付き、UIを Eclipse UIにした、と言う感じになっています。
元がディスカッションテンプレートなのでそれほど大きなバグなどは無いのではないかな?と思うので是非興味がある方は使ってみてください。

以下の点が使ってて気になりました。

・ Basic対応
 Basic版でアクセスすると、以前のディスカッションよりシンプルなビュー表示になってしまうようです。
起動オプションとか変えずに互換性を維持できるともっといい気がしました。

・ 下位互換性
 現時点では8.5クライアントでアクセスするとエラーになってしまうので8.5.1のみのようです。
8.5や8.0.x系では使用できないプラグインを使っているのではないかと思うのですがこの辺はうまく折り合いをつけて欲しいな、と思いました。


どのように参画するかは悩ましいところもあるのですが、是非よい改善案がある方は積極的にコミュニティにフィードバックしてください!
公開テンプレートには日本人の繊細さも反映されたものになるとよいな、と思います。

8.5.1 の機能紹介のプレゼンテーション(英語)

2009年10月19日 01:55

 さて、8.5.1 も出てきていよいよブログのネタも色々出てきましたが、Mary Beth Raven がLotus User Group宛に行った8.5.1の新機能のプレゼンテーションが公開されています。

Notes Design Blog
Notes 8.5.1 is generally available today! Here is a presentation that covers most of what is new

PDF、PPT、ODPと色々な形式でアップされていますので見やすい形式でダウンロード下さい。

このブログでも時間の許す限り8.5.1の新機能は紹介して行こうと思っていますが、プレゼンテーションにきれいにまとまっていますので一度ざっと見てみてもいいのではないかと思います。

フリーになったことですし、是非自宅のPCに8.5.1 を入れてみてください。

8.5.1 便利なスマートアイコン

2009年10月16日 00:07

8.5.1の新機能の第二弾は文書編集時に意外と重宝する、ちょっと便利なスマートアイコンが追加されている話を紹介します。

1) カラーピッカー
 テキストを選択して、このアイコン色の選択を選択すると、色の選択が出来るようになります。
 こんな感じです。
カラーピッカー


2) パーマネントペン
 これは使う人と使わない人で分かれると思いますが以下のスマートアイコンから選択できるようになりました。
パーマネントペン

ちなみにパーマネントペン使用時は以下のようにマウスカーソルが変化するようになっています。

パーマネントペンのアイコン


3) ハイライトペン
 実は私はあまりこれは使わないのですが、3色のハイライトペンが以下のようにツールバーから選べるようになりました。
ハイライトペン

ハイライトペンも以下のようにカーソルが変化するようになっています。
ハイライト使用時のアイコン



4) 下線
 いつもCtrl+U でつけていたので今まで無かったことに気が付きませんでした。
このアイコン下線で下線をつけることが出来ます。


5) ハイパーリンク
 URLリンクをホットスポットにして送るときにあまり直感的でない、と言う事があったのですが、これもスマートアイコンでできるようになりました。
 このアイコンリンクの貼り付けから出来ます。  昔からあったような見た目ですが新機能です。押すとこんなダイアログが出てきます。

Insert Hyperlink

横に貼り付けアイコンがあるので、クリップボードにURLをコピーしていた場合にはこのボタンからURLに貼り付ける事が出来ます。
 文書リンクが貼れたりしないかな、と思ったのですが出来ませんでした。これはNotes URLにして貼り付けてください。


全部が全部興味を引くようなものではないと思いますが、いくつかはあったら便利だな、と思って頂けるものもあったのではないかと思います。




8.5.1 表の操作の改善

2009年10月15日 00:24

 8.5.1のリリースがアナウンスされてこれから徐々に新しいバージョンの情報が公開されていくのではないかと思います。

 iNotesのID Valut対応やDesignerの改善や XPages On Notesなど目玉となる機能改善は多くの書で紹介されると思うので、このブログではもっと細かい操作性の改善や日々のオペレーションなどで感じられる機能改善を紹介しましょう。8.5.1では実は今回中心的に取り上げようと思っているEditor機能 (Notesのワープロ機能と言えばいいのでしょうか?)の改善が目ざましいのです。

今日は表の作成機能の改善を紹介します。
一言で言うと表を操作しているときのカーソルの動きに注意しましょう。

1) 表の作成画面
常に「マージンにあわせる」を選んで全画面を埋めるような表を作る場合にはいいのですが、2×2くらいのちょっとした表を作るにはこのサイズが大げさに感じる事もあるのではないかと思います。
 そこで、メニューから[作成]-[表]としてメニューを作るときに、固定幅を選ぶと以下のようにテーブル全体の幅が指定できるようになりました。

テーブルの作成

2) 行・列の追加
 Notesの表は行を追加するときにはタブなどを使って出来たのですが、列の追加などは直感的な操作がなかなかありませんでした。
 8.5.1 ではShiftキー押しながらマウスを表のボーダーに近づけると以下のようにマウスの形状が青丸を持った形に変わります。この状態でダブルクリックを押すと列が追加できるようになります。

列の挿入

同じ操作でカーソルが以下のような状態になれば行の追加も行えます。
行の追加

3) Undo の拡張
表操作では、列の追加や削除時にUndoが効かなかったのですが、使えるようになりました。

4) 表・列のリサイズ
罫線付近にマウスカーソルを近づけ、以下のようなアイコンになったタイミングで罫線を動かす事によって、表全体のサイズや列幅などが以下のアイコンで簡単に変えられるようになります。
表のリサイズ


5) 行・列の値のドラッグ&ドロップによる移動
 行の移動をする場合は、移動したい行の上部を選択し、マウスが以下のように変わるのを確認してください。以下の例は「33 cc」の行を選択する場合です。

行の移動

この状態でセルを選択し、好きな行にドラッグすると行の移動が出来ます。
想定外のところに行ったらUndoで戻ってやり直してみるといいのではないかと思います。

(列の場合は白いバーの形をしたカーソルが垂直になります。)

是非、新しい表作成機能をどんどん活用してみてください!

OSLoadProgramのサンプルを理解する

2009年10月14日 00:50

- バックナンバー -
1. OSLoadProgramを呼んでみるサンプル
2. OSLoadProgramのサンプルを理解する
3. C API はnnotes.dllから呼ばれている
4. 参照渡しか値渡しか
5. 型を変換する
6. 構造体を定義する
7. OSLoadString を使ってみよう

 さて、前回のOSLoadProgramのサンプルの記事ではたくさんの拍手を頂きありがとうございました。
間が空いてしまって申し訳なかったのですが、今日は始めのトピックとして前回のサンプルを呪文のように実行してしまったのでもう少し意味が分かるように考えてみる事にします。(これもゆっくり連載したいので何回かに分けて紹介しようと思います。) LotusScript からNotesの C API を呼ぶ、ということがどういうことなのか少し分かってくるのではないかと思います。この辺を踏まえて、実際に自分で色々呼べるようになるのはもう少し先になるのではないかと思うのでご容赦下さい。

 はじめに少しでもこの記事を通じてLotus Notes/Domino C API を勉強しようと思っている方は、以下のページからToolkitをダウンロードしておいていいのではないかと思います。
 コンパイルまでする気が無くても、別にインストール作業は必要ないですし、サンプルやリファレンスが入手できるだけでも面白いのではないかと思います。

Lotus C API Toolkit Download Page (Search)

その前に、このブログを読むのに必要な情報だけでいいなら以下のリファレンスページをダウンロードしておくだけでもいいのではないかと思います。
Lotus C API 7.0 Reference for Domino and Notes

それでは、始めに基本中の基本として、OSLoadProgramとはどういうAPI なのか考えてみる事にします。
ヘルプの記載を見てみましょう。

C API リファレンスより
STATUS LNPUBLIC OSLoadProgram(
char far *filename,
char far *WorkingDir,
char far *Arguments,
WORD Flags);

Description :
This function loads and executes an external Program. Use OSLoadProgram to load and execute software modules at run time.

OSLoadProgram provides C API programs with a platform-independent procedure for loading and executing a program.

Starting with Release 4.6, the command line is assumed to be in LMBCS, the Lotus Multi-Byte Character Set, and is translated to the operating system's native character set before being passed to the called program.


今更ヘルプの読み方的な話をするのは多少失礼になる方もいると思うのですが、引数・戻り値の説明を理解するのは、LotusScriptなどと同じなのですが、関数のインターフェース(戻り値とか引数の型の事)を理解する事が非常に重要になります。C言語が分からない方にはちょっと読みにくく感じるかもしれません。

 STATUSというのは何の呪文だろうと思うかも知れませんが、これもAPI リファレンスの記述を見ると、

typedef WORD STATUS;

となっているので、要はWORD型であることが分かります。
同様にして分かりにくい、LNPUBLICについても調べてみると、Notes C API 関数の Calling Convention と書かれていますが、要するに外部から呼び出し可能なAPIについているおまじないのようなものだと理解してもらえれば十分なのではないかと思います。 Lotus Notes Public Function、みたいなノリなのではないでしょうか。

ちなみにOSLoadProgram というのはここでも記載のある通り、Notes でプログラムを実行するためのAPIですが、Notesでは内部的にも非常によく使われることが多いものです。
もっとも典型的な使用例では、サーバー起動時にNotes.ini 行にServerTasks行に書いてある順にタスクが起動させられていますが、ここでタスクを起動する際に使用されているAPIはOSLoadProgram です。

ちなみにこの辺の詳細情報を取得する際には、Notes/Domino 7 以降では、DEBUGSIGCIHLD=1 をNotes.iniに指定します。(それ以前のリリースでは、UNIX版のみ)
元々はこの設定は、その名の通り、SIGCHLD (または SIGCHILD)の情報を取得するために使われていたのですが、実は起動時の情報も必要なのでこの設定によって記録されます。

それと、OSLoadProgramをサンプルに選んだ理由ですが、APIを一つ呼ぶだけで処理が完結するいわゆる「呼び出しやすい」例だったからです。
 「LotusScriptから C APIを呼び出せる」と言う言葉を聞いて、C APIの関数はすべてLotusScriptで呼べるような誤解をする人がいますが、関数ポインタやコールバック関数など技術的にLotusScriptでは表現不能なものもあるので、注意が必要です。(実はVBではこの辺をある程度補完してくれる関数もあるので、VBには移植可能だったけど、LotusScriptでは出来ない、と言う事もあります。)
と言うわけで C API の呼び出しに関しては、これから紹介する話で機械的な変換方法が分かる、と言うような簡単なものではなく、

・ 簡単に呼べる
・ 技術的には呼べるようだが、実際にはかなり大変
・ 技術的に呼ぶことが出来ない

ものがあり、事前にその辺を十分に評価していないと実際には出来ない処理を出来ると言って逃げ道をなくしてしまうことにもなるので気をつけてください。

まだ物足りないと思いますが、今日はヘルプを入手して、関数の情報を確認する、と言う話までやりました。 次は具体的な呼び出しについてもう少し見ていきます。



10月分のLotus Notes/Domino 注目サポート技術情報 が発行されています

2009年10月13日 00:14

タイトルの通りですが、10月分の注目サポート技術情報が発行されました。
FAQ メールとして配信されている方も多いのではないかと思います。

Lotus Notes/Domino 注目サポート技術情報 (2009年10月)

例によって気になる問題をいくつかピックアップしました。
これも発生しないお客様はまったく発生しないのですがもし同様の事象に遭遇したら覚えて頂けると助かります。

Notes.ini の Directory 行がプログラムディレクトリに書き換わり、Lotus Domino サーバーの起動に失敗する

次に以下の問題ですが、AIX上のDominoサーバーでJFS2 をファイルシステムにご利用の場合はとりあえずView_Rebuild_Dirを設定しておく事をお勧めします。
UpdallだけでなくてFixupでも同様の問題の報告がありました。
Updall -R の処理がループして終了しない


よろしくお願い致します。

複数のバージョンを使う

2009年10月09日 00:18

API の呼び出しの話は今後ちょっとずつ行わせて頂きますが、今日はテスト環境のTipsについて紹介しようと思います。

サポートをやっていると色々なバージョンでの振る舞いをテストしないといけないことが多いので、どうしても複数バージョンをテスト環境などに入れておく必要が出てきたりします。

皆さんはこのような場合どうしているでしょうか?


 プラットフォームが違うと一度立てた環境は流用できませんが、このような場合は別の環境でインストールしておいた、セットアップ前のドミノサーバーやクライアントのプログラムディレクトリとデータディレクトリをコピーしておくと便利です。 ただし、バックアップしてある Notes.ini に設定されているDirectory行やNotesProgramディレクトリ行はコピー先の環境に依存するので適切な値に編集するのを忘れないようにしてください。
各バージョンごとにCD-Rなりファイルサーバーなりに置いておくとすぐ必要な環境を立てることが出来ます。
(Domino系のレジストリが全く無いとうまくいかないときもあるので、一度はインストールしておく必要があります。あとCD-Rなどにする場合には意図せずRead-onlyになってしまわないように気をつけておいて下さい)

注意:
あくまでテスト環境構築用のTipsですので、本番環境でこのような導入方法は絶対に行わないで下さい。このような環境でも簡易な確認は行えますが製品としてサポートされたインストール方法ではありません。

また、簡易なテストと言っても、レジストリに依存した以下のような問題のテストを行うときはこのような環境では正しく動かない可能性があるので通常通り導入してください。

・ NotesのCOM オブジェクトなどのアクセス
・ mailtoリンクやファイルの関連付けに関する問題
・ FixPackやランゲージパックのインストール
・ サービスに関する問題
・ マルチユーザーインストールに関する問題


なお、8.x以降ではNSDがサービスインストールされたり、起動時にレジストリチェックを行っていたりするのでこの方法は使えません。
(NSDを無視すればレジストリを編集することによって起動出来るようになりますが、同じような感覚では出来ないので。。。)

ND Wiki : システム管理用エージェントのサンプル

2009年10月08日 00:11

昨日のDesigner無償化に関しては拍手の数などを見てもやはりよいニュースとして受け止めて頂けたようで何よりです(別に私が決定したわけでも、関係していたわけでも何でもないのですが・・・)

さて、今日はND Wiki で公開されていたこんな記事のお話です。
Useful agents for IBM Lotus Notes and Domino administrators (Lotus Notes And Domino Wiki)

エージェントは細かい動きは自分用にカスタマイズしたいものですのでなかなかしっくりくるものがあるかどうかは難しい部分もあるのですが、この文書では以下のようなエージェントがサンプルとして紹介されています。

もし興味があるものがあったら一度のぞいてみてください。


1. FolderReferencesが有効化されていない環境で選択文書がどのフォルダにいるかを確認する
2. "CommonUI"と言う名前のスクリプトライブラリを削除する
3. ユーザーにどのポリシーが適用されているかを確認する
4. ユーザー文書を選択して、ユーザーを異なる組織単位(OU)へ移動させる
5. ユーザー文書を選択して選択ユーザーのメールDBからカレンダープロフィールを削除する
6. 現在のユーザーの"Offline"と言う名前のロケーションの設定を変える
7. 設計のプロパティで、「データベースについて」文書と、「データベースの使い方」文書と、データベースアイコンの設計のプロパティで「更新時に再設計/設計の置換を禁止する」を外すエージェント

8.5.1 : Designer がフリーでダウンロード可能に!

2009年10月07日 00:01

 もうすぐ8.5.1のリリースがアナウンスされましたが、8.5.1は新機能のほかにも大きなニュースがあります。
 あれこれ言う前に Ed Brill のブログを引用しましょう。

Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 1: Free Domino Designer!

タイトルの通りですが、8.5.1からデザイナーが無料になります。具体的な方法やダウンロード先は追って発表されますが、デザイナーは無償でダウンロードすることが出来るようになります。

 デザイナー無償化と言うと、日本だと丸山さんがやはり有名なのではないかと思うのですが、丸山さんに限らず、R4.xなどから使っていたNotesユーザーからするとデザイナーを分けたR5以降の体系の方が不自然で、Notesを活用するには全てのユーザーがデザイナーを使えるようにするのが望ましい、と思っていた方は多いのではないのでしょうか。

さて、サポートはどうなるのでしょうか?これに応じて8.5.1ではライセンス体系も二種類に簡略化されます。自分で説明するのは自信が無いので、やはり詳細はEd Brillの以下のブログエントリを参照してください。
Announcing Notes/Domino 8.5.1 part 2: Changing the client access model for Domino

簡単に言うと、新しいライセンスでは、Enterprise CAL(Client Access License) と Messaging CALの二種類に大分されます。 Enterprise CAL はドミノデザイナーをサーバー上で利用するライセンスになります。つまりドミノサーバー上での開発が必要なお客様はEnterprise CAL が必要になります。
 こんな感じです。(サーバーではなく、クライアントライセンスですので誤解のないようにしてください。。)

Messaging CAL: ドミノ上でメールとカレンダー機能のみを使用可能
Enterprise CAL: カスタムアプリケーションの作成や展開なども可能

追記: パスポートアドバンテージのサポートがデザイナーに対して必要な場合、ローカル/サーバーの区別無くEnterprise CALが必要になるそうです。
ライセンスガイドが以下に発行されているので詳細はそちらもご参照下さい。

Lotus Notes/Domino ライセンス・ガイド
Lotus Notes、iNotesのライセンス体系変更について


と言うわけで、「サポートはいらないけどデザイナーは使いたい」と言う人に大きなメッセージになるのではないかと思います。ブログではこういうユーザー向けがアプリケーションをテストできるような "Domino server in the cloud" も提供したい、と書かれています。と言うか私も欲しいです。。

 どうせならここら辺の区別も無くして欲しい、と言う声もあるかもしれませんが、これでも家で開発をされる方や大学生など多くの裾野が広がったのではないかと思います。これをきっかけにデザイナーやNotesの開発者コミュニティももう少し活性化しないかなあ・・・・と願っているのですが。。

これらは、IdeaJam での強い声を受けて実現に至ったようですが、強い製品に対する要望がある方は是非遠慮せずに今後も IdeaJamのような機会には訴えてみて下さい。

みなさんはこのお話をどう思いますか?

OSLoadProgramを呼んでみる

2009年10月06日 00:37

- バックナンバー -
1. OSLoadProgramを呼んでみるサンプル
2. OSLoadProgramのサンプルを理解する
3. C API はnnotes.dllから呼ばれている
4. 参照渡しか値渡しか
5. 型を変換する
6. 構造体を定義する
7. OSLoadString を使ってみよう

さて、LotusScript では外部DLLの関数を呼ぶ事が出来る事はご存知でしょうか。

そこで、まずはNotesのC API関数であるOSLoadProgramを呼ぶサンプルをチュートリアル代わりに書いておきます。 C:\temp フォルダにある newfile.txt をノートパッドで開くサンプルです。


Declare Function OSLoadProgram Lib "nnotes.dll" _
(Byval filename As String, Byval FileDir As String, Byval argv As String, flags As Integer) As Integer

Sub Click(Source As Button)
Call OSLoadProgram ("c:\windows\notepad.exe", "c:\temp", "newfile.txt",0)
End Sub

This LotusScript was converted to HTML using the ls2html routine,
provided by Julian Robichaux at nsftools.com.


LotusScript に明るい方ならこのサンプルに実用的な意味がほとんどないことにすぐ気が付くと思います。別にShell関数でこのくらい出来ますよね。
単純にLotusScriptからAPIを呼ぶ事が出来る、と言う事を技術的に示しただけです。

色々話す前にサポート的なことを言っておくと、サポートの観点ではAPI関数を呼んで必要な機能を実現するなアプリケーションは可能な限り避けた方がいいと思います。極端な話を言えば、たとえやり方を知らなくても、APIを呼ばなければ出来ないような事はやらない、と言う姿勢は間違ってない気がします。
 他にもPortabilityの問題も考えなくてはいけません。 同じ要領でW32 APIを呼ぶ事も出来ますが、たとえばXPとVistaと2000で同じ動きをするのか分からなくなったりしますし、本来NSFファイルはどのプラットフォームのドミノでも動かせますがこのような処理が入っていると、Windows用に書いたら各プラットフォーム用にDLLとかライブラリ名を変えないといけないので書き換えないといけません。
(この辺はもちろんテクニックがありますが。)
 更に言うとAPIを直接呼ぶ場合には間違って呼べばLotusScriptのようにランタイムエラーでは済まないのですぐクラッシュしてしまいます。この辺はとにかくクラッシュさせるのはそのDLLがおかしい、と考える人もいますが、事実Notes に限らず、他の言語でも API関数を直接呼ぶ場合はほとんどの場合そうなってしまうので、これは呼び出し側が気をつけるしかありません。
LotusScriptの下位互換性も呼び出したAPIに対しては保証できないので、マイグレーション時も特に気をつける必要があります。

と言うわけで今日のところは導入だけでこれから少しずつどういう風にAPI関数を呼び出していくのか紹介していこうと思います。

ちょっと変わったネタなのですが、興味を持った方は拍手でもお願いします。
反応薄かったらあと1,2回くらいで一段落つくので、止めておきます。

WebアクセスとNotesアクセス

2009年10月05日 00:17

 今日はあんまりネタが無いのでこの間あった話でも独り言程度に書いてみようと思います。

 Notes DBをWeb化したりするような話がよくありますが、NotesアクセスとWebアクセスを共存させるような運用はよくあるでしょうか? Notesを使うならNotesアクセスで十分だし、Web化したい理由があるならそっちを推し進めればいいので中途半端なスタンスではあると思うのですが、たまたま今回似たようなお話がありました。

海外のサポートで使っているようなディスカッションをXPagesなども使いWebでアクセスできるようにして見て、自分達で開発スキル+使い勝手も学べるのでちょうどいいし・・・と言うわけで始めてみたのですが、実際のところWeb アクセスはほとんどされないままでした。

たぶんこのブログの読者なら理由は細かく説明しなくても分かると思うのですが・・・
一日のほとんどの時間Notesを起動して仕事をしているような人にとって、わざわざNotesでアクセスできるものをブラウザからアクセスする理由がどこにもなかった、て事なんじゃないかと思います。

でも、開発者のチームから「Webアクセスを使わない理由を教えて欲しい」と言う話があって、ディスカッションが始まったのですが、もちろん多くの意見は予想通りだったのですが、意外と面白いなあ・・・と思いました。

1. Webでしか出来ない事が特に無い
2. Notesでアクセスする習慣がついてしまって特に理由も無く・・・
  (Old habits die hard と言っていました。面白いですね。)
3. 遅い。 (設計の問題だと思うのですがトップページの表示がWeb UIは遅かったのです)
4. Notesなら認証なしだけど、Webだとパスワードが聞かれるので・・・
5. 通知メールにNotesリンクしかついていなかった
6. ローカルレプリカで使っているのでWebだと代替手段が無い


僕は始めの二つのようなワークスタイルに起因したものを予想していたのですが、よくよく主張を聞いてみると案外技術的に回避できるかも知れないな、て思う意見もありますよね。

まず、アプリケーションが必要な要件を満たしているのが一番大事ですが、使い勝手の向上を考えていくときに、こういうことってWeb化したアプリケーションが受け入れられるキーになるかもしれないなあ・・・と思いました。

■ ページを早くする
 言うは易し、行なうは・・・て話ですよね。実際はフレームでいくつも表示しないといけないようなポータルもたくさんあるので、要件によっては簡単に限界が来てしまうと思いますが。。。
 ただこのDBはトップ画面をリッチにしすぎていて、読み込みはXPagesのディスカッションデータベースと比べてもずいぶん遅くなっていました。
 

■ シングルサインオンの工夫
 これはWeb化やイントラを組むときには真っ先に要件に挙がると思うので誰もが取り組んでいると思いますが、実はNotesはクライアントが認証済みであればどのDBもパスワードなどは求められないので、Web化してDBをつないだり、ブラウザを再起動したりするたびにパスワードを聞かれるのはかなり面倒ですよね。この辺の工夫って大事だなあ・・・と思いました。


■ 通知メールなどの古い仕組みのWeb化し忘れ
 ディスカッションに新規トピックが上がると一日一回メールが飛ぶようになっていたのですが、実はこの通知メールにWeb用のURLが載っていなかったのもWeb UIの利用促進を大きく妨げていました。
 察するにこれは単に入れ忘れだと思うのですが、バックグラウンドエージェントなどがWeb アクセスを前提にしたときに矛盾が無いか、て意外と重要なのかもしれません。


■ ローカルレプリカ
 XPagesだったのでこれはかなり限界もあったと思います。
これはDOLSのようなオフラインの仕組みだけが解ではなく、モバイルユーザーをどうサポートするか?て観点で考えると別の解があったのかもしれないな、て思います。


普段からNotesを利用した業務改善などを行っている方はもっと色々な見地があると思いますが、一つは対応コストも考えると、現状問題なく使えているからよし、とする考え方もあると思いますし、もっと積極的に使うために何とか・・・と悩む人もいると思いますが、システム変更ってワークスタイルの変更も伴っていて、みんなが滞りなく移行する、てすごく難しい事なんだろうな、と思います。

蛇足ですが、最近Lotus系のブロガーの方はConnectionsについて話題に挙げる方も増えていますが、あれがうまくいったのはやはり仕事の有用なデータなどをConnections上で頻繁に共有したりするようになって業務中に使う時間が増えた事も大きいのかな、て思います。 きっとこの始めの壁を越えるとWeb化したNotesアプリケーションももっと抵抗無く使うようになるのかなー、と思います。

# 個人的にはこんなブログを書いている事もあって、是非ブラウザばっかりじゃなくて、Notesを引き続きご利用下さい・・・と心のどこかでは思っているのですが・・・


Log_MailRouting と DebugRouter

2009年10月02日 00:33

以下のようなTechnoteが公開されました。

Notes.ini: Log_MailRouting と DebugRouter の設定によるメールルーティングの詳細情報の取得について (文書番号 733171)

Log_MailRoutingもDebugRouterもメールサーバー用の詳細情報を取得するパラメータです。
特に、Log_MailRoutingは今ではサーバー設定文書から設定するのが普通なのになんでサポートは未だにNotes.iniで案内するんだろう?て思ったり、どんなログが出るんだろう?て思ったりする事も多いだろうと思ってこれらについて詳細な情報を出してみました。

 サポートシーンでこのログレベルを上げるときにNotes.ini を使うのは設定の反映などを確実に行えるようにするためです。ドミノディレクトリの変更の場合、複製などの反映タイミングで伝播にある程度時間がかかるので、手早く反映させるにはこちらの方をよく使って利します。

もう一つこの公開文書で説明している内容は、Log_MailRouting=40 + DebugRouter 設定時は、「それぞれの出力+α」の情報を出すようになります。
(両方の設定があって初めて有効になるログがある)
なので、問題発生時などで一時的に詳細なログを取得する必要がある場合には、どちらかだけ、と言わず出来るだけ両方を設定して頂けたらな、と思います。もちろん常にここまで出力させておく事が出来るとは限らないので発生頻度や問題の種類などにもよると思いますが。。

ただ、よく知っている方も多いと思うのですがよくよく読んでみると知らない事もあるんじゃないかと思うので是非この機会にゆっくり読んでみてください。

Replay: "Upgrading to Lotus Notes 8.5"

2009年10月01日 02:18

8.5 アップグレードに関するOpen Micのログが公開されています。

Replay and Questions/Answers from Open Mic call, "Upgrading to Lotus Notes 8.5", September 17, 2009

Q&A とは言え英語が苦手な人だと斜め読みするのもつらい量なのですが、個人的な所感ですがこの手の議事録は「アップグレードで自分達が遭遇するかもしれない問題」を探すにはあまり向いていないと思います。やはりアップグレードは固有の事情や環境の話が色々出てくるので

やはり、ある程度込み入った問題はインシデント(PMR)を上げるしかないし、逆に誰もがヒットするようなトピックは案外上がってこなかったりして、環境固有の話が増えてきやすいのではないかと思います。

個人的にはこの手の文書は「心の準備」にいいんじゃないかと思っています。
アップグレードするとこういう感じの問題に遭遇するかもしれないけど自分達はその場合どうしよう・・・?とか、この人はこういうことに悩んでいるけど一般的にはこういう原因が多いのか・・・などを大まかに知るのによいのではないかと思います。

最後に、こんな話だけだとあまりにブログとして能が無いので、最後にこのOpen Mic Recordingで出てきたSPR情報だけ簡単にまとめておきます。

1) SPR MKHN7QQM6N:
(Enhancement Request)
 7.x -> 8.5FP1 などに上げるときに一度に上げる方法が無い。
2回インストーラーを起動させなくてはいけない

2) SPR BJGY7TCJU6:
 セットアップ後、初回の起動時にスタートアップページでハングアップすることがある
(まれに発生する事が報告されているだけですので必ず起こるわけではありません)

回避策:
<プログラムディレクトリ>\Framework\rcp\Plugin_Customization.ini に以下の行を追加する

com.ibm.rcp.jfaceex/overrideAutoStart=com.ibm.rcp.gettingstarted.GettingstartPerspective

3) SPR RSHA7QAG24 :
 インターネットパスワードのロックアウト機能を使用しているとHTTPタスクがクラッシュする事がある



 


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。