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複製の仕組み

2008年11月01日 08:30

複製をしたときに、「こっちの方が新しいはずなのになぜか逆の方が反映された!」とか「何でこの文書って競合になったの??」て思うときはないでしょうか。

複製の仕組みは簡単で、文書のOIDと言う一意のIDを比較する事でほとんどの場合どうして複製の勝者が決まるのかを理解する事が出来ます。

大まかに言うと複製では以下の3つの比較がキーになります。

・ UNIDがなければ新規文書を作成
・ 更新回数を比較する
・ 最終更新時間を比較する

と言うロジックで成り立っているのですが、複製の勝者の判定は、最終更新時間より最終更新回数を優先するので、ここで最終更新時間にこだわっていると少し混乱する事が出てくるのです。
 要は12-3時の間に30回更新された文書と4時に一度だけ更新された文書を複製すると当然複製競合になりますが、勝者は30回更新した方になるのです。これが理解できると複製のロジックはだいぶ見通しがよくなるのではないかと思います。

以前はこの複製のロジックはインサイドノーツに掲載されていたのですが、R5の情報になってしまうので一度このロジックについて整理して説明した文書があった方がいいのではないか、と言う事で以下の文書を公開することにしました。一度複製について悩む事があったら目を通してもらえるとうれしいです。

複製はどのようにして文書の変更を同期しているのか (#731993)
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8.0.2 CCH1 がリリースされました。

2008年11月18日 01:59

 Lotus Notes 8.0.2 のCCH1がリリースされました。
# 尚、2009年1月9日現在では8.0.2はCCH2が入手可能になっていますのでそちらをご利用ください。

CCHと言うのはCumulative Client Hotifxes (累積クライアント用修正モジュール)の事で、今回始めてFix Cetnral から入手可能になりました。

全言語のNotesクライアントに対して適用可能ですが、詳細については以下の文書も参考にして下さい。日本語のドキュメントは現在準備中ですのでもう少しお待ち下さい。

Lotus Notes 8.0.2 クライアントの Cumulative Client Hotfix 1 (CCH1) について
Lotus Notes Standard Client Cumulative Client Hotfix 1 (CCH1) for 8.0.2 (# 7014028)

特に以下の問題に対する修正が入ったのが大きいと思っています。

Notes 8.0.2 Standard Configuration hangs at splash screen upon authentication (#1321303)
インターネットメールの文末に意図しない文字が追加される (#731709)
クイック検索を行うと 2 文字目から IME が半角英数からひらがなに戻ってしまう (#732203)

8.0.2 をご利用の方やご利用予定がある方はは一度ご確認されておくといいのではないかと思います。

更新: 
12月3日:  #732203 の情報を追加
1月9日: CCH1 へのページのリンクを追加。CCH2の情報を追加

Domino On Solaris: カーネルパッチ適用時の問題

2008年11月19日 09:02

USのサポートのブログサイトでもアナウンスされていたのですが、以下の問題のSolaris側のパッチが作成されました。Solaris 10上でドミノをご利用になっているお客様は一度ご確認下さい。

Lotus 技術情報のサイトより
Solaris のカーネルパッチを適用すると Lotus Domino サーバーが起動できない(#731990)

サポートのブログサイト
Domino on Solaris Solaris patch now available to avoid segmentation fault

US 技術情報
Domino segmentation fault with Solaris kernel patch 137111 (#1308624)


Kernel Patch 137137-09を適用する事によって解決できます。日本語の技術情報も更新するので 今しばらくお待ち下さい。

DWA ログイン遅延の問題

2008年12月09日 00:40

先日以下の問題が発生してDWAのログインが遅れるお客様が複数報告されるようなことがありました。


DWA:ブラウザキャッシュ管理を有効にしていると DWA のログインに時間がかかる


Slow log-in time occurs when Browser Cache Management is enabled in DWA

MSのサイトの応答がなくなったり、遅延していたのが原因だったのですが、現在はかなり復旧しているようです。 今後もDWAのログインが遅れるような問題があった際に参考になるかもしれないと思って技術情報として公開することにしました。

 回避策はブラウザキャッシュ管理を無効にすることなのですが、DWAをご利用の方はぜひご一読ください。


注目サポート技術情報 12月分が発行されました!

2008年12月09日 23:02

 ロータスの技術情報に、「注目サポート技術情報」というのがあることをご存知でしょうか。
知らない方は一度以下の文書を見てみて下さい。

Lotus Notes/Domino 注目サポート技術情報 (2008年12月)


これは毎月サポート技術情報で参照頻度が高かったNotes/Domino の技術情報・障害情報や、セキュリティ情報など重要度の高かった情報などを障害情報・全般情報・お知らせ などに分けて紹介しているものです。 USでは Featured Documentsと言う名前で各製品毎に出ていたものを日本でも、Notes/Domino に対して提供しているものです。

毎日Technoteを上から順に読む、と言う事をされている方もなかなかいないと思いますし、RSS リーダーなども増えてきたとは言え、まだまだ利用されていない方も多いと思うので、何か自分たちに関係がある情報が無いかをまとめた情報として、検索結果ではなく、技術情報を定期的に参照していただく上で参考になるのではないか、と言う事を期待しています。

発行されたタイミングでは、Lotus サポートのトップページでは、「「Lotus Notes/Domino 注目サポート技術情報」の公開を始めました 」のように公開されると思いますので、見かけたら是非覗いて見てください。

Knowledge Collection: 文字化けについて

2008年12月12日 00:10

8.0.x での問い合わせもだいぶ増えてきました。
今回は最近発行されたばかりの以下のTechnote について少し経緯も交えて紹介しようと思います。

Knowledge Collection:Lotus Notes/Domino での既知の文字化け障害について

Knowledge Collectionは特定の機能やカテゴリに属する情報を網羅的に集めて、スタートポイントに出来るようなものを提供することを意図しています。(もちろんそのカテゴリのトピックすべての情報に対するリンクを提供することが目的ではありませんので、代表的な情報だけになります)

 しかし、障害情報のようなものを、Knowledge Collection として提供することはあまり考えていませんでした。「Knowledge Collection: サーバークラッシュ」のようなものを考えてもらえればわかるのではないかと思うのですが、次から次へと加えてもきりがないし、問題が起こることを未然に予測できるものばかりではないので、結局は個別の情報を適切にメンテナンスしていくことの方が重要ではないか、と思っているからです。

しかしながら、今回このような形で提供することになったのは、ある程度メールサーバーで発生する可能性が高い典型的な文字化けの問題はこのような形でまとまった文書で対策を考えることが有益なのではないかと考えたからです。

 色々な問題が挙げられていますが、この文書での最大のメッセージは、以下の2つにあります。

・ 8.0.2 FP1 (来年の1月くらいにはリリースされる予定です)と8.0.2 CCH1の組み合わせで修正されている問題の対応はすべて網羅できる
・ いくつかの推奨設定の提示


 製品障害ではいつもお客様にはご迷惑をおかけしていますが、少しでもこのような情報が管理者のお役に立てたらと思います。

8.0.1 のクライアントフェイルオーバー機能の拡張

2008年12月13日 00:10

 今日はこのTechnote から。
Failover functionality improvements introduced in Notes 8.0.1 (#1294948)

8.0.1 からクライアントのフェールオーバー機能が拡張されたのはご存知でしょうか。
Notesクライアントからのフェールオーバーはアイコンクリック時など主にデータベースを開くときに行われていました。

 しかし、8.0.1から以下のようなビュー操作のシナリオでもフェールオーバーが行えるようになっています。

・ ビューを開くとき
・ ビューをスクロールするとき
・ F9などでビューを更新するとき

このときにフェイルオーバーが実行されると、Notesクライアントはタブを閉じてDBを開きなおし、同じ操作を再度行えるようにします。
このため開いているビューでも以下のようなメッセージが頻繁に出ることがあります。

このデータベースがあるサーバーの応答がありません。別サーバーのレプリカに切り替えますか?
メモ: 別のレプリカに切り替わった後で、もう 1 度アクションを行う必要があります。



これがダイアログで表示されるため、少しエンドユーザー対応上好ましくない、と判断した場合には以下のNotes.ini パラメーターでこのダイアログを抑制することが出来ます。

HidePromptFailoverInc=1

ヘルプの日本語版ダウンロード可能になりました

2008年12月20日 14:16

 サポート内での懸念事項の一つとして、Notes/Domino の Infocenter 化などの情報のオンライン化が進んでいる割にオンラインで日本語のドキュメンテーションの入手が出来なくなっている、という事があったのですが、このたび 8.x のヘルプがダウンロード可能になったようなのでお知らせします。

Lotus Notes 8 (Basic版)
Lotus Domino 8 システム管理ヘルプ
Lotus Notes/Domino 8 デザイナーヘルプ
Lotus Notes/Domino 8.0.2 リリースノート
Lotus Notes/Domino 8.0.1 リリースノート
Lotus Notes/Domino 8.0 リリースノート

英語版になってしまいますが、Infocenter へのURLは以下の通りです。
英語のドキュメントでよい人はBookmarkなどに入れるのはここが便利かもしれません。

IBM Lotus Domino and Notes Information Center

各情報へのリンクは以下のサイトからアクセスできます。
最新版の確認などはこちらから探すほうが便利です。

Lotus Documentation

8.0.2 CCH2 がリリースされました

2008年12月22日 02:58

 CCH1のリリースからこの間隔で出てくるとは思っていなかったのですが、CCH2がダウンロード可能になりました。

日本語:
Lotus Notes 8.0.2 クライアントの Cumulative Client Hotfix 2 (CCH2) について (#732242)
英語:
Lotus Notes Standard Client Cumulative Client Hotfix 2 (CCH2) for 8.0.2 (#7014746)


このページからダウンロード可能です。

一覧を見る限り、IFR1 との統合といくつかのクライアントクラッシュの問題が修正されたようです。
8.0.2をご利用になる方は一度ご検討ください。

Fix pack / MR etc...

2008年12月23日 02:30

 昨日はCCHリリースの話もアナウンスしましたが、ここ最近はメンテナンスリリース(MR)の提供間隔が非常に長くなりました。
MRはまとまった形での修正提供として積極的に検討して頂けるお客様や、適用の計画やテスト、そのためのコストなども考えると簡単には適用の判断は出来ないお客様など色々な背景・事情があるのではないかと思います。  MRの間隔が長くなったのはこのようなお客様への配慮をしたものですが、ちょっと長文になるのですが、少しこの辺の経緯などを書いてみたいな、て思いました。

 はじめに、「最新のMRの適用」と言うとそれだけで嫌悪感を持たれるお客様も多いのですが、実際には以下のように運用に組み込む事によって安定稼動をしている事例もあり、逆に変更不能とか環境凍結を前提にしていると問題解決が難しくなるケースも多いので、何かしらMR 適用を行う基準や間隔について指針を持っていたほうがいいのではないかと思います。

Lotus Notes/Domino安定稼働のベスト・プラクティス

 MRの話をすると始めに思い出すのはR5時代のQMR ( Quarterly maintenance releases)を思い出す方は多いのではないでしょうか。これはその名の通り、3ヶ月毎にリリースする事を目的としていました。 修正がMRと言う形態で市場に出るのは早かったのですが、最新のMRを適用しようとしても3ヶ月に一度新しいものが出てしまうので実際は適用が間に合わず、逆にお客様には最新のMRが適用してもらえない状態が発生していました。

 これは出荷するにもテスト期間が十分でない、と言う議論が発生し、2001年頃には「Q」が除かれ、4ヶ月毎にリリースし、テスト期間も十分に確保するようにしよう、と言うことになりました。
 このあと、複数のコードストリームが市場に出回るようになると(例:R5.xと、R6.xと R6.5x)、4ヶ月毎、のような目標期間を設ける事は行われなくなり、最新のコードストリームは相対的に短い間隔で出荷し、古いコードストリームの出荷間隔は空けるようになりました。R5.0.12 から R5.0.13が出るのに13ヶ月ほどかかったのを覚えておられる方もいるのではないかと思います。

 このような中、6.5.x が出たあたりから、リリースされるHotfix 量が激増している事が製品品質上の懸念事項として大きくクローズアップされるようになりました。 MRのようなテストが行われていないHotfix を多くのお客様が適用している状態になると、製品品質上も望ましくないのではないか、と言う事が懸念材料になってきていました。 これを受けて、色々なアクションが取られたのですが、まずリリースされたHotfix を分析すると以下のような傾向がある事が分かってきました。

・ MRに対してほぼ 5%程度の割合の問題に対するHotfix がほとんどを占めている。
・ MR適用に追いつけなくなったお客様が古いMRに対するHotfix 要求をする割合が増加している

このような分析を受けて、Fix Pack と言う形式が採用されるようになりました。
MRのリリース頻度を下げて、報告の多い問題修正をまとめたMRより変更範囲を限定したものを提供したほうがよいのではないか、と言うことです。
 MRでは1000-1500の修正が含まれますが、FPでは20-50の修正だけにとどめてあり、適用時の修正リスクも抑え、MRより適用しやすくなっています。これは予防保守の観点でのメリットも高いので適用していただけるお客様も多く、それなりに受け入れられたのではないかと思います。

それに対し、なぜクライアントはHotfixもFPも提供されないのでしょうか?
私はクライアントサポートをしていることが多い身だったので、これは本当に苦しい対応になることが多かったのですがいくつか理由があります。

 よく「クライアントはインパクトや重要度が小さいから提供されない」と言う言い方をされるのを耳にしますが、これは正しい話ではありません。 たとえば、全クライアントでヒットする可能性のあるクライアントクラッシュ、などがあったらサーバーの問題以上に深刻と言えるのは言うまでも無いことですので。。
 一つは、累積Fix Packのような形態について、いくつかのお客様からヒアリング調査でのフィードバックとして「予防保守目的でFix Packを適用するか?」と言う問いに対し、ほとんどのお客様はサーバーに対しては積極的に検討したい、と言ったのですがクライアントについては「実際にヒットしていないのであれば特に実施したくない」と言う声が多かった事があったそうです。
 もう一つの理由はクライアントのHotfixはサーバーのHotfix よりも影響度やRegression のリスクが大きく、難しいのでサーバーほど簡単に出す事は出来ず、MRのようなQAテストを経たものを出来るだけ渡すようにしたい、と言う事があったからです。サーバーのほうが難しそうだと思われる方も多いかもしれませんが、様々なGUIや複雑なWindowメッセージなどが処理されるクライアントの方が複雑なのです。 ただ、この辺は昨今のCCHリリースなどでも表れております通り、どんどん変わっている部分です。

 現在に至るまでMR/FP/Hotfixなどは色々な経緯を経ていますが、現在の提供形態が最善のものではない、と言う事はサポートや開発でも常に議論されている事です。 そして、問題を出来る限り迅速に沈静化させる必要があるサポートシーンと、出来るだけ安定し、テストも十分に行われたものを管理可能な形で多くの人にリリースしたい、と言う開発視点の発想はどちらも重要なものですので、安易にどちらかへ偏る事も出来ません。 またそもそもHotfixや種々のFIXが必要ない製品を出して欲しい、と言う声もそれ以上にあるのではないかと思います。
 
この点については今後も改善に努めてまいりますので、今後共よろしくお願いいたします。


# ここで掲載された話の多くはこのBlogにも引用されているScott Vrushoのコメントを参考にさせて頂いています。興味のある方は御一読下さい。
 IBM: Update on maintenance schedule (Guest Blogger: Scott Vrusho)


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