Lotusphere では色々な発表がされていましたが、中でもLotusLive Symphonyは面白いなあ、と思いました。
ただDemoを見るだけでは面白くないので使ってみましょう。
まずTechnical Preview で試してみるにはLotusLiveのアカウントが必要です。
持っていない方は
こちらのガイドを参考にトライアルアカウントを入手してみてください。
以下のように"Launch"ボタンから開始する事が出来ます。
LotusLive Symphony Technical Preview
ファイルからメニューを見てみると以下のように新規作成ではDocumentとSpreadsheetだけがサポートされているのが分かります。したがって、*.doc、*.xls、*.odt、*.ods、*.docx、*.xlsx などがサポートされます

サポートされているフォーマットのファイルを開くと以下のようにEditやViewボタンが表示されます。

「View」だと別ウインドウでページが開くだけであまり面白くないので、ここではEditを使ってみます。
このときに*.docのようなMS Office形式のファイルだと新たに*.odtファイルが生成されます。
いくつか機能を見てみましょう。
1. テーブルの作成メニューから[Table]-[Create]で作れますが、以下のように赤枠を押す事で推奨スタイルをどんどん適用する事が出来ます。
2. コメントの挿入オンラインの編集は同時に複数人の人がオンライン上で編集する事を想定してそのような機能を強化しています。
コメントを文書に挿入する場合、挿入したい箇所で右クリックをして「Insert Comment」をすると以下のようにコメントが任意の箇所に挿入できるようになります。
3. セクションのアサイン文書のコメント挿入に加えて以下のようなセクションのアサインの機能があります。
これは文書を分担して作業する際に特定の人に編集を任せるのに使用します。
アサインするセクションを選択し、右クリックで[Task]-[Assign Section]を選びます。

(アサインするユーザーはあらかじめ編集権限を与えておく必要があります)
ここでアサインされたユーザーには以下のような表示になります。ここで自分に割り当てられた部分を編集できます。ちなみにアサインされたユーザーはActivityとしても表示されるようになります。

このように単純にWebでインストール無しに使えるEditor、とするのではなくて並行して編集するための機能を強化しているのは興味深いですね。
スプレッドシートも試してみたのですが、ちょっと操作感がまだまだなので今の時点ではViewer+最低限の編集を行うにとどまるのでは?と言う感じでした。
Lotusphereでどんな発表が出るのかまだまだ楽しみですね。