入力補完

2011年06月30日 14:08

入力補完でどのような名前が出てくるか?と言うのはサポートでもよく問い合わせのあるエリアの一つです。

8.x 以降のスタンダード版クライアントでは「最近使用した連絡先」と言う機能強化も行われていて、ここの動作はますます複雑になっているのですが、まずBasic版の入力補完について基本的にどういう動きをするのか?と言う事についてまとめた文書を発行しました。

「あいまいな名前」ダイアログボックスと入力補完の動作について (文書番号 1497534)


基本的には入力時に十分候補を絞ったと思ってから選ぶ事を目的としていますので、佐藤と打って何件まで表示可能か?と言ったことにはあまり向いていないのですが、それでもなぜこの名前が出たのか?など色々な疑問が出てしまうことがあります。

変な候補が出ているときなどは該当のビューを直接ルックアップしたりするようなトラブルシューティングも出来るのではないかと思うのでこのような情報が参考になれば幸いです

HTTP タスクの再起動

2010年08月02日 00:05

最近告知ネタが多かったので久しぶりに Notes/Domino 関連のお話でもしてみようかと思います。

HTTPタスクを再起動するサーバーコマンドが以下の二つがあるのはご存知でしょうか。

tell http restart
restart task http (6.x以降)


どちらもHTTPタスクを再起動するコマンドですが、この二つは実際には同じではありません。
最近明示的に「restart task httpで再起動してください」と言う話をすることが何度か出てきたのでちょっと今日はこの話をしようと思います。

実際の違いは置いておくとして、このコマンドの二つの構文面での違いはどこにあるでしょうか?

「tell http xxx」コマンドはHTTPタスクのコマンドなので、tell http restart はHTTPタスクが自分で再起動をしようとします。

「restart task <タスク名>」はサーバーコマンド、つまり Serverタスクのコマンドです。
これはHTTPタスクの親プロセスであるServerタスクがHTTPタスクを一度落として上げようとするコマンドです。


こうやって考えるとrestart task の方が十分な再起動が出来るのが感覚的にわかると思うのですが、一番大きな違いは、「tell http restartはJVMの再起動を行わない」事です。
つまり、JVM関連の設定変更などは restart task httpコマンドでないと設定変更が反映されないことがあります。JVMに動作が依存しているXPages関連の設定なども同様です。
逆にHTTPが使用しているNotesのメモリーブロックなどでメモリーリークが懸念される場合などは、tell http restart で十分で、JVMの再起動を行わない分すばやく実行することが出来ます。

蛇足にはなりますが、6.x でrestart taskコマンドが使えるようになったときはずいぶんうれしかったことを覚えています。
 何らかの問題の回避策として、タスクの定期的な再起動などの案内が必要になることがありますが、HTTPタスク以外ではほとんど再起動を行うことが出来なかったため、AMgrや、DIIOPやサードパーティのアドインタスクなど各種タスクの再起動を案内するコマンドが無くて再起動の方法はプログラム文書で2分-5分ほど空けてtell <タスク名> quitとload <タスク名>コマンドを組み合わせるような事を提案したりずいぶん苦肉の策を講じる必要があって苦労していました。今は特に悩むことなくどのプラットフォームでもプログラム文書で実施することが出来るようになってよかったな、と思います。







developerWorks: 「Lotus Dominoと物理メモリの関係 ?Windows編?」公開されています

2010年02月01日 00:42

以前同じ記事のAIX版が公開されていたのですが、Windows版が公開されました。

Lotus Dominoと物理メモリの関係 ?Windows編?

Windowsのほうが普段のPCの感覚もあるので実感があるかもしれませんね。
タスクマネージャーで見たメモリ使用量の合計が2GBとか4GBを超えてしまうとか搭載物理メモリ量を超えているのはどうしてなんだろう?と疑問に思ったことがある人は多いのではないかと思います。

やはりこれもAIXのときと同じように仮想メモリ空間と物理メモリを一度整理して、見るとよいのではないかと思います。
こちらの資料もこの点について誤解しやすいポイントと概要について分かりやすくまとまっていると思います。
タスクマネージャーのメモリ使用量とLotus Notes/Domino でよく聞く共有メモリなどがどういう関係にあるのかよく分からなくないなー、と思うことがあったら一度読んでみてください。

# 蛇足ですが、ここで紹介されているインサイドWindowsも私も一度読んだ事があるのですが、非常に勉強になったのでこちらもお勧めです。

DJX ではどのようなアイテムが使用されているか

2009年12月08日 00:04

今日はDJXに関するお話です。
先週にはこんな文書が公開されています。

DJX 関連フィールドの詳細な動作について (#733640)

ディレクトリ管理などを他のディレクトリと連携などを行う際にDJXなどがあると技術的に難しくなることが多かったのですが、どのようなフィールドを使い、どのような値を保持しておくべきなのかよく分からない、と言う事が大きな阻害要因として昔からありました。

元々はDJXでは別名サポートと部署別宛先の機能を提供する目的で作られましたが、コアの別名対応なども進み、事実上現在では、DJXは部署別宛先の機能とそれに関連した管理機能に絞られてきています。

今回このようなDJXでのフィールドの使用方法を公開したのは、Notesのユーザー登録をサポートする別のディレクトリ統合ツールがDJXをサポートすることを技術的に可能にするために行いました。これによって直ちに対応が行われるわけではありませんが、DJX管理ツールや管理データベースを使用しなくても別のレポジトリでで部署情報などを管理するようにしたとしても、ドミノディレクトリ上のフィールドが正しく使われていれば部署別宛先の機能は使用することが出来ます。


なので、この情報については少し長い目で見て頂けたら、と思うのですがDJXなども含めたディレクトリ連携について何か新しい動きが起きたらいいな、と思います。

developerWorks: Lotus Domino と物理メモリの関係

2009年11月05日 00:15

今日はこの記事の紹介をしようと思います。

developerWorks: Lotus Domino と物理メモリの関係 ?AIX 32ビット編?

プラットフォームに限らず仮想メモリと物理メモリにまつわる混乱はサポートではよくあるお問い合わせの一つです。

・ タスクマネージャーで表示されるドミノの各タスクのメモリ利用量を足すと物理メモリより多いのはなぜ?
・ 4GBの制限と言うが、うちは物理メモリを8GB積んでいてWindows上では問題なく認識されていますが・・
・ Windowsではユーザー空間は2GBしか使えないと聞いたが4GBの制限と言うのは間違い?
  (3GBスイッチの話は置いておきましょう。。)

資料にもある通り、これらの混乱はあらゆる場面で「メモリ」の一言で言われてしまう、仮想アドレス空間、仮想メモリ、物理メモリ、と言う言葉の概念を丁寧に整理していくと見通しが格段によくなります。
この上でプロセスヒープ、スタック領域、共有メモリなどの概念を乗せてみると、プログラマから見えるメモリと、OS上で見えるメモリの概念がつながってくるんじゃないかな、と思います。
 この辺の話は製品知識やプログラミング知識だけでは片付かない話ですので、一度勉強し損ねるとなかなか整理して教わる機会が無いので「実は詳しくないかも・・・」と思っておられるベテランの技術者の方もこっそりダウンロードして自習してみてください。

AIX ユーザーに限らず有用なトピックですし、何より読みやすい形にまとめて頂いているのでそれほど気合を入れなくても読めるのでお勧めの内容です。


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